新・みんなのヌナ…じゃなくてヒョン！

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XM「だから駄目だって！」


SE「ヌゥゥナァァァ！！！」


「うるさい離せ私はニニタンに会うんだから！！！」


SE「テレビ局でも会えるでと！？」


「やーだぁぁ！！ニニタぁ"あン！！！！！」




何がなんでもニニタンに会ってあの胸筋を独り占めするために、私が死に物狂いで辿り着いたEXOの宿舎｡

玄関までなんとかこぎ着けている｡





SE「叫ばないでくだたい同じ階の人から苦情来ます！」


XM「つかなんでそんなジョンイナにデレるんだお前は」


「顔と体が本当に好みです」


SE「職権乱用！！！！！」


XM「もう返す言葉も無い」




ミンソガが私に呆れ返ったところで、その隙を逃さずドアへ突進。暗証番号は既に暗記済みだ！！！


キーロックを解除し、素早く宿舎に侵入する｡
この手口の周到さと完璧さに自分でも感心するわ。

素早く鍵を閉めれば、すぐさま自分らの宿舎なのに閉め出されたミンソガとオテフンの抗議の声が外から聞こえてきた｡





DO「なに、なんかうるさ… ……え？」


「ようド、私だ」


DO「不法侵入で訴えますよ」




このギョロ目がドギョンス

芸名はディオ

EXOの坊主って言ったら分かる？

宿舎ではお料理担当のオンマだ｡


そのデカい目で、超が付くほどのジト目で私を見てくる｡
え、なに？みんな私のこと嫌いなの？え？
それとも好きの裏返しかなっ？♡




DO「刺しますよ」


「ごめん」



SH「ギョンスヤー、どうし… うわっ！え、あ、Aヌナ!?」


「おじゃま」


SH「どうしていきなり!? …あ、ミンソギヒョンからカカオ来た…？」




そしてこいつがリーダーのスホ、本名キムジュンミョン


先に言っとくがEXOはキムとかジョンとかジュンとかかなりややこしい。

あんま焦って覚えなくていいからね
なんせ芸名と本名と超能力があるからね
もうたまったもんじゃないよね
全メンバーを覚えたときの達成感が凄まじいアイドル1位に君臨し続けてきたのに最近その位置をセブチとNCTに脅かされつつある




SH「え、『Aに閉め出し食らった。あいつ鍵の番号覚えてる』…？」


DO「あ、なるほどね。刺しましょう」


「ギョンちゃん？？？？？？？？？」


SH「外にミンソギヒョンがいるの!? Aヌナ… 全く、あなたって人は！」


「へっ」


SH「もう！！！」




なんか相変わらずのテンションでスホが玄関に走ってったところで、私はリビングに到達した。




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