病気持ちの紅一点【ARS/S.S】 (ページ8)

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嵐「お疲れ様でしたー」

番組収録が終わって、楽屋へ戻る私達六人。

今日も遅くまで仕事で忙しいのは有難い。

明日は何の仕事入ってたっけ？

楽屋で帰り支度してると、ノックの後に誰かが入ってきた。

マネ「皆さん、お疲れ様ですー」

雅「橋もっちゃん、お疲れー。Aの迎え？」

マネ「はい、それもあるんですが…森野さん、明日は午後から病院ですよね？」

「病院？あ」

忘れてた！二週間に一回の病院の日だった！

マネ「午前中は早めに終わるように調整しておきましたので、病院忘れないで下さいね？」

「はーい」

車で待ってると言って楽屋から出ていったマネージャーに私は溜め息。

「完全に忘れてた。一旦帰ってから行かなきゃ」

潤「電車使うんだっけ？」

「あー、うん。混んでない時間帯に乗るからバレないよ。変装もするし」

潤「変装も大事だけど、電車に乗って大丈夫？」

「満員電車と特急以外なら大丈夫。そんなに長く乗らないしね。それじゃお疲れ様」

半分気が重いけど、皆を残して先に楽屋を出た。

和「大丈夫じゃないですよね、あれ」

智「電車でパニック発作起こしたからなぁ。最初に見たの松潤でしょ？」

潤「うん。高校の時、たまたま同じ電車に乗り合わせていたから…」

翔「結構経つけど、まだ治った訳じゃないじゃん？一人で不安だと思うんだよな…」

雅「じゃあさ、誰か付き添いで一緒に行くって言うのはどう！？」

和「午後の予定空いてる人、居ないと思いますけど？」

潤「スケジュール埋まってるしね。マネージャーに頼むわけには行かないし」

翔「迎えだけなら、俺行けると思う」

智「ホント？」

翔「うん。巻けば大丈夫だと思う…って俺だけじゃね？他の皆、無理じゃん！」

雅「翔ちゃん、頑張って！」

翔「何を！？」

和「相葉さん、ウインク出来てないですよ」

雅「うるさいな！」

そんな会話していたのを私は全然知らない。