SixTONES with the sun. (ページ8)

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Bumped ページ8

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痛い。ただでさえ寒さで赤い鼻がもっと赤くなるじゃないか。私をまっかなお鼻のトナカイさん♪にしたいのか。

「トナカイ…？笑」

…心の声のつもりだったんだけどな。

ていうか、この男の人、結構背が高い。私日本人男性の平均身長より高いのに、明らかに目線が上にある。

『なんでもありませんよ。怪我ないですか？』
「大丈夫です。そちらこそ大丈夫ですか？」

あれま、優しい。

『大丈夫ですよー、急いでるので失礼しますね』
「あ、はい。でも一応これを」

といって渡されたのは絆創膏。…だいぶファンシーな柄。身長高いくせして可愛いかも。

『ありがとうございます。…でも大丈夫ですよ？』
「んー、そうじゃなくて」

それ、と言って指さされたのは右の手の甲。

言われてみてみると、いつできたのかわからない傷があった。かさぶたもできてないしまだ新しい傷だ。

…よく気づくなぁ。

『あっ、ほんとだ。ありがとうございます』
「どういたしまして」

そういって笑うその顔を、少し可愛いと思ってしまった…

かもしれない。