SixTONES with the sun. (ページ5)

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秋元さんページ5

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緊張でぶっ倒れそうな綾田A、18歳、東京都出身です…。事務所なうです。

秋元さんから呼び出しだなんて欅坂の先輩たちでもそうそうないって言ってたのに、まだシングルデビュー2年目の私はもう無理。緊張と不安でやばいしか言えない。

プロデューサー室の目の前に立つと、ますます気が重くなってくる...けどもうどうにでもなれ精神で勇気を出していくしかない！

『失礼します、日向坂の綾田です』

コンコンとドアをノックして声をかける。

「どうぞ入って」

…と言われたので中に入る。中にはデスクに座ってる秋元さんがいて、私が部屋に入ると、顔を上げてこっちを見た。

「急に呼び出してごめんね。ちょっと大事な話があってね」

『全然大丈夫です。それよりも、大事な話、っていうのを、お聞きしてもいいですか…？』

「んーそうだね、、、それじゃ綾田さん、今日の会見、見た？」

『見ました。それと関係が…？』

「うん、ある。会見見たってことは、業務提携の内容とかも知ってるかな？」

『交換留学？的なものと、同一グループのプロデュースなら知ってます』

「おっけおっけ、ならいい。単刀直入にいうとだけどね、その君の言う、交換留学に、君に行ってもらうことになった」

…え？

は？

交換留学？私が？ジャニーズ事務所に？入る？
ってこと？

待って、頭が追い付かないんだけど。

『え、、、、、日向…坂は？』

「一時的に活動休止、ってことになるかな。名前はそのまんまで、活動はジャニーズ事務所で」

どうしよう。さっきまであくまでも可能性の一つだったのに、現実になってしまった。日向坂を離れる、、って、想像できないし、離れたくない。

「もちろん僕も君が日向坂を大好きなのは、日向坂への思いが人一倍強いのは知ってるよ。だけど君が一番適任で、君しかいないんだ」

『なんで…私なんですか』

こんなことを言いたくはない、考えたくはないけど、自分じゃなければ、ほかの人だったらいいのに、って考えてしまう。それくらい私にとって日向坂は大切だし、そもそも知らない環境に飛び込むっていうことは怖いのだ。