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You side
クローネ「あなた達の食料は
でも服や道具は«外»から運んでくる人間がいるのよ」
ノーマン「おもちゃとか本とか？」
クローネ「そう あとは家具やテスト機材ね
1度だけ本部で見たわ 彼ら奴らと対等だった
食われない人間も«外»にはいる そこに紛れなさい」
"食われない人間"が本当なら
ミネルヴァさんが生きている可能性だって高まる
『じゃあシスターは 鬼がいつからいる...とか
世界がどうしてこうなった...とか 知らないの？』
クローネ「"鬼"？ あぁ連中のことね 知らないわ」
『この農園はどこにあるの？』
クローネ『知らない』
ノーマン「農園周辺の
クローネ「それは知ってる 大したことないわ
発信器に頼ってロクな人数配置していないし
巡回すらしていないはずよ」
壁は確かに静かだった
でもこれは嘘
そこまで甘いわけがない...
『ありがとうございました』
クローネ「もういいの？」
ノーマン「はい おやすみなさい」
私達が部屋を出ようとすると
シスターは腹を抱えて笑いだした
クローネ「そう 発信器の場所も壊し方も
既に突き止めてたの やるじゃない！
なるほど 色々とよくわかったわ」
質問は選んだのに...
失言はしてないのになんで...
クローネ「言葉だけじゃないのよ 情報は
あなた達 言葉に気をつけてた
自分達の知りたことは何か 私に気取られぬように
質問にもその聞き方にも
極めて細心の注意を払っていた 偉いわ
でも自分の優位にあぐらかいて油断し過ぎ
人間はね その場に立っているだけで情報の固まりなの
態度 目線 瞬き 汗 仕草 瞳孔 脈拍
全てが相手を探るヒントなのよ」
シスターは顎に手を当て
溜息を一つ吐いた
クローネ「なのにあなた達ときたら
«耳にある»って判ったのに
触って確かめようとすらしないし
取り出せる段取りついたってのに
全然嬉しそうにしないんだもの」
そうだ...!!
私達も最初は確かに無意識に耳を...
ぬかった
私達が失言しないのは既に想定済み
だから狙い見ていたのは
私達の言葉ではなく
自分の言葉に対する私達の反応...
やっぱりシスター...バカではないのかも
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アリス - 私もレイと同じ幼児期健忘起らなかったｗｗ (2019年10月13日 22時) (
レス) id: a73556f156 (このIDを非表示/違反報告)
まる。 - 頑張って下さい！ (2019年8月11日 21時) (レス) id: f2eaad1df7 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - まる。さん» ありがとうございます|ω･`) 文才ないのにそう言って頂けて嬉しい限りです！これからも頑張りますのでよろしくお願いします＼(^^)／☆ﾟ (2019年8月10日 11時) (レス) id: 37dd313101 (このIDを非表示/違反報告)
まる。 - いつも更新お疲れ様です。わたしは今日初めて読ませていただいたんですけど、ハマりすぎて一気読みしてしまいました！紫苑さんの文章大好きです（唐突）これからも更新頑張ってください！！応援してます。 (2019年8月7日 16時) (レス) id: 76c9882528 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 叶さん» 今気付きいてすぐ外しました。ご指摘頂きありがとうございます。ご迷惑おかけしました (2019年8月6日 21時) (レス) id: 37dd313101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫苑 | 作成日時：2019年8月5日 12時
