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衝撃的過ぎて
涙も出なかった。
「、A？」
私の異変に気付いたのか、
渡辺くんはそっと背中に手を置いてくれた。
あの時の深澤先生の顔は今でも鮮明に残っている。
私の大好きな横顔が、
私じゃない人を求めていた。
長いキスが終わった後、
2人は私達の方向に向かってきた。
「ぁ、やべっ！」
私は動けなかった。
動かなかった。
「Aっ！！」
渡辺くんは一生懸命私の手を引いて
居残りをしていた教室に戻って行った。
「A、A！！大丈夫か、？」
渡辺くんに呼ばれてやっと意識を取り戻した。
「わたな、べくん。わたし、ふか、ぁ」
安心したのか一気に涙が零れ落ちた。
「、A。」
渡辺くんはぎこちなく
だけど優しく
私を抱きしめてくれた。
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時計ウサギ(プロフ) - オリジナルフラグ立ってますよ〜 (12月29日 9時) (
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作者名：cut act | 作成日時：2023年12月14日 14時
