【HQ】角名先輩はとってもずるい！！【角名倫太郎】

ずるい41 ページ42

そう言って頭を下げる先輩



『いや、あの！頭あげてください！！たしかに寂しい思いはしましたけど、傷つくまでは行ってないです！！･･･多分、』


正直寂しかったし泣いたのも事実。


『でも、私が先輩に好きって言ってたのも会いに行ってたのも私がしたかったからやっていたことであって、なんというか、ちゃんとした告白とかもしてないですし･･･』


付き合ってくださいとか言ってないしねたしか、



角名「･･･じゃあ、今から俺が言うことする事もしたくてやってる事だから聞き流してくれていいしなかったことにしてくれてもいいから」



『？それってどうい･･･っん！』ﾁｭｯ



角名「んっ。･･･好き･･･大好き」



『･･･････････････ふぇっ！？え？いま？何を？？？ん？ん？え？』



ちょっちょっちょっっとまってっ！！！！



ちゅー？先輩からの？好き？大好き？？？



角名「オッホホ‪wめっちゃオーバーリアクション‪w」


相変わらずめっちゃ癖のある笑い方をする先輩



『せ、先輩！！もう1回！！もう1回言ってください！！』



角名「え？まさかワンモアされると思わなかったんだけど。




てか最近鈴華から好きって聞いてないんだけど？」



言ってくれないの？ と意地悪な笑顔で言われるものだから胸のトキメキが収まらない。



ﾁｭｯ



今度はされた仕返しとして先輩にキスをする


『す、好きです先輩。大好き･･･です･･･///』


こんな恥ずかしいことしたことないと、顔を思わず逸らしてしまうが、先輩に正面を向かされまたキスをされる。



『んっ、･･･あっ、んっ･･･ふぁっ、』



角名「んっ･･･はっ、んっ･･･」





何度も角度を変え





何度も舌を絡ませて



お互いを確かめ合うようにキスをする




キーンコーンカーンコーン




授業の始まるチャイムがなる




先輩の顔が離れ、初めての深めのキスに頭がぼやぼやしていて不思議な感覚。




だけど嫌じゃない、幸せな感覚。





角名「･･･このまま、俺と5限目サボっちゃう？」



『･･････はい。』



さっきモブ男君に言われた時と違って、悪いことした気持ちには少しなるが、嫌な気持ちは全くなかった。



角名「君の事が好きです。俺と付き合ってくれませんか？」




ずっと貰いたかったその言葉



ずっと待ち望んでた言葉



『はいっ、よろしくお願いします！！』ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ


角名「ふっ‪w泣かないでよ」


私今幸せです。

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