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結局負けて わたしは今すばるくんとベッドの中にいる。
渋谷「 一緒寝てくれな風邪薬飲まん 」
とか自分がしんどくなるだけのくせにそんなこと言って、まあそれに乗っかるわたしもわたしだけどね
「 すばるくん早く治るといいね 」
渋谷「 んー 」
「 熱はかった? 」
渋谷「 うん 」
「 何度? 」
渋谷「 6度4分 」
「 …… 平熱やん 」
バレた?ってにやついてるすばるくんをベッドから引きずり出して、ベッドの縁に座らせて尋問開始。
「 何?もう治ってたの? 」
渋谷「 喉はもう痛くない 」
「 んで熱もない、鼻水もでてない、治っとるやないか 」
渋谷「 A関西弁ヘタ(笑) 」
「 今そんなのどうでもいいんだって〜 」
朝のしんどそうにしてたすばるくんはどこいったんだよってくらい元気ににこにこしてて 思わずため息が出る。
親って多分こんな気分なんだろうな …… 子供産む前に親の気持ちがわかっちゃったよ ……
渋谷「 ごめんて もう治ったから 」
「 よかったよそれは、ほんとに 」
渋谷「 心配した? 」
「 した 」
渋谷「 くふ、やった 」
「 やった じゃないよほんともう 」
ばかって言ったら ばかやけど?とか言うから
なんかどうでも良くなって、残った風邪薬をまとめて引き出しにしまった。
渋谷「 A〜、治ったからちゅーしよ 」
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作者名:oreo | 作成日時:2019年4月22日 0時