〇ぷろろーぐ ページ1
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すばるくんと付き合って、今年で三年になる。
出会いは高2の夏。
文化祭で友達のバンドを見にいったら友達のバンドの前に演奏してたのがすばるくんのバンドで ボーカルをしてたすばるくんにわたしが一目惚れ。
そのまま進級して、ふとクラス見渡したらすばるくんがいて 席が近くなったときから急激に仲良くなった。
告白するかしないかずっと迷ってたら、卒業式の前日にすばるくんの方から告白されて見事彼女に。
という感じで、大学二年生の今に至る。
「 すばるくんご飯は？ 」
渋谷「 んー？たべてない 」
お互い同じ大学だし、家から遠いしってことで 大学から徒歩15分のアパートに現在同棲中。
ラブラブ！ってわけでも倦怠期があったわけでもなくて ずっと平行線上。
基本私がすき！とか言っちゃう感じだけど たまにふとした瞬間すばるくんが愛してるとか言ってくれるから関係も安定してる。
あんまり感情は表に出してくれないけど、ふわっとなんとなく ああ私のこと大事にしてくれるんだな って思える瞬間もたくさんあるからめちゃくちゃ幸せです。
「 なんか食べいく？ 」
渋谷「 A腹減ってんの 」
「 んーまだそこまでだけど 」
渋谷「 ならええやん、まだこのままで 」
「 ふふ。そうだね 」
渋谷「 昨日、おまえバイトで遅かったし、うん ほら 」
うん、わかるよ。寂しいって思ってくれてたんだよね。
なんてこと言ったら恥ずかしそうに拗ねてタバコ吸いに言っちゃうから 敢えて心の中に閉まって、ソファに座るすばるくんの隣に座って 顔色伺いながらぎゅう、って抱き着いたりしてみる。
嫌がるかなと思ったけど、携帯置いてサラっと背中に手回されるから思わず口角も上がる。
渋谷「 すき、A 」
ああ、もう。
…… きみってやつは
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作者名：oreo | 作成日時：2019年4月22日 0時
