手当て ページ42
診察室に着くなり「此処でイチャつかないでください」と言われた。イチャついてるつもりなど微塵もない…………
そんな私の叫びは届かず椅子に座らせられる。豹牙……公共の場で横抱きはやめて欲しい…………
すると胡蝶さんが「すみませんが豹牙さんは部屋を出てください」と言った。あっ、多分色々聞かれるやつ。
豹牙が不機嫌そうに言い返すが『豹牙、お願い』と言えば渋々部屋を出ていく。
「今日は何処を怪我したんですか?」
『足をちょっと捻っちゃって』
そう言えば「そうですか。では、捻った部分を見せてください」と言われたので裾を捲り患部を見せる。
「只の捻挫ですね」
変わらぬ顔でそう言い湿布を貼りその上からテーピングを巻かれる。
「出来ましたよ。軽い捻挫なので一週間位で治るかと。後無理に動かさないでくださいね」
『ありがとう』
「いえいえ、ところで何故豹牙さんに横抱きされながら来たんですか?」
ニコニコしながら言ってくる。圧が…………ね?
『知らないですよ、下ろしてくれないんです』
「下ろしてと言ったんですか?」
『言ったけどそのままでしたよ』
うん。下ろしてと言ったのに下ろしてくれない。そのお蔭で此処に来る迄の道中、他の隊士にめっちゃ見られた。恥ずかしすぎて死にたいとか思った程だよ。
「そうですか!でも場を弁えてくださいね」
『はい、善処します』
ニッコニコの笑顔でそう言われ反省をする。
『それではもう行きますね』
「はい!お大事に」
そして豹牙が居るところに向かい『豹牙!終わったよ』と言う。
「夜月。大丈夫か?」と言われ『うん!』と返す。その後炭治郎達の訓練の手伝いをした。私は炭治郎と伊之助の手伝いをした。(善逸だと五月蝿すぎて訓練にならないから)
『炭治郎頑張れー!常中出来るようになればそんな瓢箪直ぐに割れるよ!』
「そうなんですね!なら尚更頑張んないと!」
炭治郎に激励の言葉を掛ける。
『伊之助も頑張れー!ペースを崩さないで!』
「うおぉぉぉぉぉ!」
それどころじゃないみたい。そんなこんなで訓練の手伝いを終わらせ帰るために歩きだそうとすると体が宙に浮いた。え?と思いながら横を見ると豹牙の赤い目が。
善逸が騒いでるので宥める。うん、楽しいけど疲れる。炭治郎凄いね。疲れないの?
そうして私の屋敷に向かった。
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
大正コソコソ噂話
任務に支障が出そうな怪我だとフクちゃんが龍神様に報告しに行くよ!
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユネル(分身)(プロフ) - つばめの手羽先さん» ありがとうございます! (2020年5月1日 20時) (レス) id: a9cbdd42b3 (このIDを非表示/違反報告)
つばめの手羽先 - わぁー!!派生作品だぁー!!乗っけとくねー!! (2020年5月1日 19時) (レス) id: 277c5322fb (このIDを非表示/違反報告)
ユネル(分身)(プロフ) - 頑張る! (2020年5月1日 18時) (レス) id: a9cbdd42b3 (このIDを非表示/違反報告)
?絵空?@低浮上。気になる方はプロフのひとことへ(プロフ) - 鬼滅だー!(何か私の好きそうな話になりそう……♪)頑張って(´p・ω・q`)♪ (2020年5月1日 18時) (レス) id: 4057832c66 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユネル(分身)、豹蓮 | 作者ホームページ:http
作成日時:2020年5月1日 17時