【葵彼岸龍隊】竜の位に位置する2人の恋物語

告白 ページ22

豹牙に怪我について聞けば、「少し油断して相手の攻撃を喰らってしまっただけだ。直ぐ治る」って言ってた。直ぐに治ったら凄いよ。

『そんな大怪我直ぐ治らないよ！』

私がそう言うと確認をとるかのように「炭治郎、これは大怪我か？」と言った。そしたら「大怪我です！重症です！」って言った。当たり前だよ。大怪我じゃなかったら何だその傷は？ってなるよ。

『炭治郎の言う通りだよ！』

「そうか……」

…………顔色が暗くなった。過去に何かあったのかな？

そして胡蝶さんに病室に戻るよう言われた豹牙であった。

そして去り際に豹牙の病室に来るよう言われた。

何の用だろう？そう思いながら病室に向かう。

『豹牙〜！入るよ』

そう言うと中から承諾の声が聞こえたので入る。

近くの椅子に座り『話って何？』と言う。すると

「夜月はす、好きな人はいるのか？」と言ってきた。

『好きか分からないけど気になる人ならいるかな』

私はそう返した。すると豹牙は「そうか」と言った。

「夜月」

意を決したような声に自然と背筋が伸びる。

『何？』

表向きは冷静を装ってるけど内心結構大変なことになってる。

「俺はお前が……夜月が……好きだ！」

………………………こっ告白！！！あー待って恥ずかしいよ！嬉しいけども！突然の告白で、フリーズしちゃったよ！と言うことはこの簪を私にくれたのって…………そう言うことね、うん！全て繋がった！

フリーズしてる私にフクちゃんが耳元でこう言った。

「早く想いをぶつけなさい！」

その言葉で私は決意した。

『私も………………………豹牙の事が……………好きでした。だからその…………恋仲になって貰っても………？』


　


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大正コソコソ噂話
夜月は表向きは冷静な感じたけど内面はかなり騒がしい性格をしてるよ！

後もうひとつ！袖のなかにはいつもあや取り用の糸と戦闘用の糸が入ってるよ！

告白の返事→←蝶屋敷と豹牙と夜月

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