私と彼の、恋愛のお話。【時透無一郎】

道のり-6 ページ8

Aside

カナヲに、アオイちゃんを紹介することにした。


そこで、二人と私で喫茶店に来ている。

『カナヲ、此方神崎アオイ。アオイちゃん、此方栗花落カナヲ。』


カ「アオイちゃんね、アオイって呼んで良い？」

ア「勿論！私もカナヲで良い？」

カ「良いよ！よろしくね！」


ひとまず、二人が気が合いそうで良かった…。

ア「この際だから、Aも私の事を呼び捨てで呼んでよー」

『え、良いの？』

ア「良いに決まってるでしょ。」

それから、LINEを交換して、そろそろ本題。




カナヲにも、無一郎とのことを伝えなきゃ。




『ねぇ、カナヲ。私、無一郎に求婚されてるんだけど…。』

カ「えっ？！」

驚いた顔も可愛いとか罪………

カ「アオイはもう聞いたの？」

ア「一通りの事は聞いてる。」

そして、婚約者になれと言われたこと、そのためにみくるちゃんと別れたこと、無一郎が結婚できるようになるまでに考えといてと言われたこと等を全てカナヲにも、打ち上げた。

『無一郎って、何考えてるか分からない…！』

カ「それ聞いた私も分からない…」

ア「本当、無表情で、何考えてるか分からないよね…あ！無一郎さんと仲がいい伊之助さんに聞けば良いんじゃない？」

あー、そう言えば無一郎と伊之助って、小学校からずっと一緒だな………


そして、伊之助との仲もそこそこ良かった。

『そうしてみる。帰ったらLINEしてみるよ。』


それからは、カナヲの恋愛話をして、黄色い歓声が飛んだり、実はアオイは伊之助が好きだとかきゅんきゅんしてた。

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