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だいぶ前に野間さんと一緒に来て、
今では私の事を唯一下の名前で呼ぶようになった。
第一印象は、ゴツくていかつい人。
でも喋ってみるとめっちゃ面白くて、すぐ変顔するし、だからまさか野球選手だとは思わなかった。
「マジで知らん？流行語大賞の奴やで？」
野間さんにそう言われてやっと野球選手だという事に気付いて。
『あー！！神ってる！！』
「やって、誠也。笑」
思い出してスッキリしたのに、当の本人はなんだか嫌そうな顔をしていたのを今でも覚えている。
後で聞いて分かったけど、‘‘神ってる’’という言葉はあまり好きじゃないらしい。
まあそんなこんなで、この人も野間さんと同じくいつの間にか常連のお客さんになっていた。
＊
『おまたせです！』
「待ちくたびれたー」
『ごめんなさーい』
今日、初めて一緒に帰ろと言われた。
『先帰ってくれてよかったのに』
「だって約束したじゃん」
でも、明日試合とかじゃないのかな？
こんな夜遅くて大丈夫…？
なるべく早く帰ろうと思って、店長に「お先です」とだけ言ってそそくさにお店を出た。
『せーやくん』
「んー？」
『眠い？』
「うん、」
やっぱり…声がもう、眠そうやもん。
一緒に帰れるのは嬉しいけど、やっぱり申し訳無いな…
「いつも一人で帰ってんの？」
『あ、はい』
「じゃあこれから一緒に帰ろ」
『えっ！？いやいや、それは悪いです！』
まさか、こんな事言われるとは…
なんで？と聞いてきた誠也くんはもう一緒に帰る気満々で。
『だって、私終わるん遅いですよ？』
「知ってる」
『誠也くんは夜遅くに帰っちゃダメです！野球選手は早寝早起きしやな！』
「小学生か。笑」
真剣に言ったつもりなのに、つっこまれた…
「こんな夜遅くに女の子一人は危なすぎるって」
『でも、今まで何も無かったもん』
今日は歩きだけど、車で来る日もあるし…
「じゃあこれから何かあるかもよ？」
『そうですけど、』
正論すぎて何も言い返せない…そんな私を見た誠也くんは、観念したか！と言って笑った。
「てか敬語やめよ」
『えっ、でも…』
「俺より年下だよな？」
『同い年やと思う…』
「えっ！？マジ？」
ずっと年下やと思われてたってこと？笑
まあ老けてるって言われるよりはマシか。
『94年生まれです』
「うわ、マジか…今ので目覚めたわ」
.
選手の寮って門限ありますよね(＾ω＾)
気にしない気にしない…(
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もっち(プロフ) - キュンキュンです！！ありがとうございました( ；∀；) (2017年9月13日 20時) (
レス) id: 2d76e715df (このIDを非表示/違反報告)
やや(プロフ) - 初コメです！リクエストなんですが、２人のイチャイチャがたくさんみたいです！ (2017年9月11日 20時) (レス) id: f9a3f9b701 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮@carplove(プロフ) - うわあああああああああありがとうございましたあああああああああ( ´艸｀) (2017年9月11日 19時) (レス) id: 9ae88586f0 (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 龍馬くんとの絡みがみたいです♪ 龍馬くんと話してて(お互い関西だから)それにやきもちやく誠也くん…なんてどうでしょうか…笑 (2017年9月10日 20時) (レス) id: 1ac264f891 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - 初コメです！酔っ払い誠也さんとの絡みがいいですo(^-^)o (2017年9月10日 19時) (レス) id: 2d76e715df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねる子 | 作成日時：2017年8月23日 21時
