【d!】恋愛なんてくだらない【shp】 (ページ42)

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「よし、席はここか。」

彼と私は席に座った。

もちろん隣だ。

彼は楽しみやなと言いながらワクワクしている。

あの後、彼が乗り気になってしまい、チケットを買い、ポップコーンまで買い、飲み物も買い始めた。

何でここまで彼が乗り気になっているのか私にはわからない。

そんなことを考えていると、映画が始まったため、そっちの方を集中し始めた。

「ふー、面白かったな。」

『うん、めっちゃ面白かった。』

「特にあのシーンとかさ、あそこで、、、。」

映画が終わった後、私たちはお昼を食べながら映画の感想を語り合っていた。

彼は私が思っていた以上に映画に対して語っていた。

私は疑問に思っていたことを聞いた。

『なんでショッピはそこまで映画に対して乗り気だったの?ショッピ、ああいう恋愛系興味ないイメージがあったんだけど。』

そういうと、彼は少し恥ずかしそうにしながら話し始めた。

「いや、A、ああいうの好きやん。やから、俺もAが好きなもの好きになりたいなって思って、、、。」

『、、、。』

彼の言葉を聞いて、少し熱くなった気がした。

その後も色々なことをした。

ゲームセンターに行ったり、買い物したり、、、。

私たちは少し疲れが出でしまい、ショッピングモールを出た後、カフェに入った。

「少し疲れたし、休憩しようや。」

『、、、!うん。』

彼はコーヒー、私はレモンティーとパンケーキを頼んだ。

「今日は楽しかったな。」

『そうだね。』

彼と少しの雑談をしていると、頼んだものが届いた。

『わー!美味しそう、、、。』

私はパンケーキを食べた。

『!ちょー美味しい。』

「ホンマに?」

彼は優しい目で私を見つめながら聞いてきた。

『うん。ショッピもいる?』

「あー、、、せやな、食べたい。」

彼はそういうと、口を開いた。

『、、、ん?何してんの?』

私がそう聞くと、彼はニヤッと笑った。

「何って、Aが食べさせてくれるの待ってるんやけど?」

『は?いや、自分で食べなよ!』

「えー、いやや、Aに食べさせてほしいんやけど?」

彼はウルウルした目で私を見つめながらそう言った。

クソ、此奴私がその目に弱いってことに気づきやがったな。

私は断ることが出来ず、ショッピに食べさせた。

『どう、美味しいよね?』

「せやな、確かにおいしいわ。」

彼の言葉を聞き、私はまた食べ始めた。

すると、何故か彼はニヤニヤしながら私を見ていた。