【d!】恋愛なんてくだらない【shp】 (ページ31)

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『、、、は？何言ってんの。』

「な?ええやん。どうせ後は寝るだけなんやから。ちゃんと寝る部屋も分けるし、もちろん変なことなんか一切せんから。」

『でも、親に言わなきゃなんじゃないの?』

そういうと、彼は大丈夫と言った。

「前も、親が帰ってこないとき、普通にコネシマさんとか泊めたから。」

『そんな簡単でいいのか?』

そんなことを考えながら私は仕方がなく、泊めさせてもらうことにした。

「じゃあ、俺シャワー浴びてくるから自由にしてもらっててええで。」

そういうと、彼は風呂場へと向かって行った。

、、、自由にしてていいって、一体何をすればいいのか。

制服も、今洗ってもらっているため、たたむとかもできないし。

勉強だって、今は何かやる気が出ないからやりたくない。

色々考えているうちに、先輩の事を思い出した。

『あ、先輩に、うまくいったって一応伝えておくか。』

私はスマホを出して、先輩に電話をかけた。

プルルル、プルルル、プルル

『あ、もしもし。私Aです。』

≪ああ!A、どうしたん?≫

『えっと、ショッピの件で一応報告しておこうかと思って、、、。』

≪!ショッピ君どうやった?元気そうやった?≫

『えっと、詳しくは言えないんですけど、一応元気そうでした。それと、先輩の気持ちを伝えたら、申し訳ないって言ってました。明日からはちゃんと学校に来るそうです。』

≪ほんまか!?よかった、、、。マジでありがとう。≫

『いえいえ、私は別に何も、、、。』

そんなことを先輩と話していた。

先輩も、彼の様子を伝えると安心した様子を見せていた。

≪いつか絶対このお礼は返すから。高いもんでもなんでも買ったるわ!≫

『いやいや、別にそこまでしなくてもいいですよ。』

「誰と話してるん?」

後ろから声が聞こえ振り向くと、彼が立っていた。

『あ、えっと、、、。』

≪?どうしたん、突然静かになって。≫

『あ、じゃ、じゃあ先輩また明日詳しく話しますんで、今日はこの辺で失礼します!!』

≪はぁ？ちょ、おい、突然どうし、、、≫

ピロン

私は急いで電話を切り、彼の方を見た。

彼は酷く冷たい目をしていた。

「、、、誰と話してたん。男の声が聞こえたけど。」

『あ、あはは、せ、先輩だよ。』

「先輩って誰なん。」

ヤッべ!

やらかした。

まさか彼がもう出てきているなんて気づかず普通に会話していた。

というか、なんで彼はこんなにもキレているんだろう。