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次の日、学校に行くと、彼は休んでいた。
普段は彼と一緒に行動していたため、今日は独りぼっちだ。
まあ、別に今までそんな感じだったから、寂しいとかいう感情はないが。
でも、その代わり、クラスの男子が私にとても話しかけてくる。
今日、一緒に遊ばないかとか、好きな人はいるのとか、彼と付き合ってるのとか。
いつもは彼がそばにいるから、めんどくさいことに巻き込まれて無かったんだと今になって気づいた。
ため息をつきながら、男子の質問を無視していると、突然後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。
「どけや。」
「ひ、ひい、すいません、、、。」
振り向くとそこには、昨日会った彼の先輩がいた。
『あっ、、、。』
「お前、Aやったっけ。今、少しええか?」
彼は私に話しかけてきた。
私は正直断りたかったが、先輩からの圧がすごすぎて、うなずくことしかできなかった。
「じゃあ、ちょっとついてきてもらってええか?」
そういうと、彼は歩き始めた。
私は急いで先輩の後をついて行った。
周りはざわざわと私たちの事を喋っている。
気まずさを感じながら、歩いていくと着いた先は、空き教室。
「、、、今日、ショッピは休んでるん?」
『あ、はい。体調不良で。』
そういうと、先輩はそうかと少し悲しそうな顔で言った。
しかしその顔はすぐに戻り、冷たい目で私を見てきた。
「単刀直入に言うけど、Aは、ショッピ君と付き合ってるんか?」
『いや、付き合ってるわけないじゃないですか。』
「ふーん。」
先輩は疑いの目で私を見てきた。
いや、マジで付き合ってませんって。
そう思っていると、先輩は私に近づいてきた。
「じゃあ、もうショッピ君と関わるのやめてくれへんか?」
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作者名：黄色ピン | 作成日時：2024年3月19日 20時
