六話 ページ6
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これでやっと回想の終わり。そういう訳で、俺はここの審神者となった。正直不安しかない。
「さささ、行きましょう!」
そんな俺を急かすのは政府から配属された管狐のこんのすけ。
『正直言って怖いです…それにここ、まだ審神者様残っているんでしょう?』
そう、ここはまだ前任が残っている。俺はこのブラック本丸を乗っ取りにやってきたのだ、新しい審神者として。その為に見習として潜入し、"ブラック本丸"である証拠を見つけ、"排除"するのが俺の仕事らしい。
ブラック本丸とは、審神者がその力を使い、"刀剣男士"に暴 力や暴 言を振り、夜 伽などを無理やりやらせる本丸のこと。他にも任務を遂行しなかったり、政府からの指令を無視し続けている本丸も対象となる。
長い説明が終わり、さてと気を引き締めて門をノックした。
『ごめんください、新しくここの見習として配属されました、Aと申します。』
暫く沈黙が続く。
『…こんのすけ、出てきま』
「は、……い、みならい、ですね………はいってくたさい。あるじさまが、まっています」
これは驚いた。こんな子供までいるのか。
「…?あの、あるじ…さまがまっています」
『嗚呼、申し訳ございません。今から行きますね。案内をお願いしてもいいですか?』
「はい、ついてきてください」
小さな背中の後ろを着いていきながら、周りを見てみる。酷い荒れようだ。庭の草木は枯れ、池の水は泥のように濁っていて、そこに腹を出して浮かぶのは鯉の死骸だった。
「ここです。あるじさま、みならいをつれてきました」
暫くして聞こえたのは、女性の声。それもかなりの猫なで声。
「入りなさい。今剣、あなたはどこかに行ってなさい」
今剣と呼ばれたその少年は、俺の方を一瞬だけ見て、とても悲しそうな表情をした。
『大丈夫ですよ、今剣さん。行ってください。』
その言葉に少し目を見開き、足早と去っていった。
さて、入りましょうか。
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津司 - さいっこうじゃん!!めっちゃ好きなんだが!w男主君が少し淡白っぽい感じがあってクールおっとりイケメンみたいな感じがすんごい好きw店長もギャグキャラっぽい性格が滲み出ててめっちゃ良いwこの続き待ってます!頑張って下さい! (2022年12月26日 6時) (レス) @page6 id: 1ac35838e6 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します!出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2022年12月15日 5時) (レス) @page6 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - 更新頑張ってください! (2022年3月31日 18時) (レス) @page6 id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:neruB | 作成日時:2022年1月30日 17時