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かみさん ページ40

--------------宮 侑





「・・ッ・・・頭いとうなったわ・・・!!」




そう言ってサムは倒れた





――――あーあーお前がいらん事するからや


あんたが言います!?

指示したの神さんやん!?


――――まぁ混乱するのはしゃあないな


そう言ってツンツン、と治をつつく神さん。

そうは言っても心配くらいする。

ダメ人間代表だからと言ってなめてもらったら困る


――――放置しとき、そのうちAちゃんが来てくれるやろ


結構長時間放置しますね?まぁほかにどうしようもないねんけど







――――暇か?



暇です



――――・・・・。昔話を、ひとつ話してやろう







急になんだ、と思ったけど確かに暇やったし


俺は黙って頷いた。









 









昔々、もう覚えてないほど昔




ひとり、男の子が生まれた


男の子は、それはそれは良い家に生まれた


男の子の名前は、







「花一華」。







ハナイチゲ、なんて名前そうそう居らんやろう?


漢字から分かるように、これは花の名前やった


花一華の父の友人・・・やったかな、海外との交流を持つ人がおってな、


その人が父に花一華を送った


すると花一華の母はたいそう気に入って、


息子に「花一華」と名前をつけた。


周りからは、意味を考えて名前をつけろ、跡継ぎなんだろう、


と散々言われたが、名前は変えなかった


周りもその名前になじんできたのだろう


花一、はないち、そう呼ばれた






「お早う花一、今日は機嫌ええな」


「お早うございます、今日は母様の生まれ日なのです」


「そぉか、それは良かったなァ、」



情報屋との会話、



自由時間、稽古などがない時間、花一華は

この情報屋のいる所によく通った



「今日はどんなお話を聞かせてくれるのですか?」


「ンン、せやなあ・・・」



本当はこいつは情報屋なんかやなかった


父は忙しく母は病弱、あまり構われていない花一華を

可哀想に思ったのだろう


ひとりの花一華をよく構ってやった。







「あの人にあまり関わっては駄目よ花一華」







母は切なそうに真実を語った







現実はいつも残酷やった









--------------

続きます!けど!いつになるか、わかんないです!

はないちげ→←なんかきた



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菊屋(プロフ) - ゆうさん» コメント有難うございます!ツム頑張って欲しいですよね!!(*´з`)(お前が書いてるんだよ) (2018年8月11日 9時) (レス) id: c21cec3906 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - ツムがんばえー。。。うん。真面目に頑張って欲しい。 (2018年8月3日 1時) (レス) id: ab32ce7f46 (このIDを非表示/違反報告)
ヨモギ(プロフ) - 仁さん» 了解です (2018年3月28日 2時) (レス) id: 96e96e60af (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ヨモギさん» 居た(いた)じゃなくて居った(おった)って書いてます・・・居たと意味は同じかと (2018年3月26日 13時) (レス) id: c21cec3906 (このIDを非表示/違反報告)
ヨモギ(プロフ) - あのー、最新話のやつ「居った」じゃなくて「居た」では? (2018年3月26日 13時) (レス) id: 96e96e60af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菊屋 | 作成日時:2017年12月21日 0時

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