検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:42,446 hit

やばいカップル。 ページ10

❁.*・゚






幼馴染である自由くんこと入野自由にいきなり呼び出しをくらった私は、同じように呼び出しをくらったという江口さんと一緒に指定されたお店へ向かい、店員さんに案内された個室へと入った。


おひさでーすといつも通りの緩い挨拶をして入ると、先に来ていた自由くんは特に怖い顔をしているわけでもなくいつも通りにおひさーと言ったくれたので、江口さんと顔を見合わせてホッと息をつく。


そのまま自由くんの前の席へ座ると、いきなり顔色を変えて話し始めた。


入「あんたら本当に付き合ってるんだよな?」


『「…ウィッス。」』


ちょ、息ぴったりすぎて怖いんだけど。と引いている自由くんにえ?引かないで??とこれまた息ぴったりにハモっちゃう私と江口さん。


自由くんは呆れたようにため息をついた後、私の名前を呼んだ。


入「A、お前いつまで江口の後輩なの???」


『うぇ???』


私の反応に江口さんは思わず吹き出す。


『し、死ぬまで…?』


入「そういうことじゃなくて、付き合ってんならタメで話せばいいじゃんってことを言いたかったの。」


あぁ!そういうことか!!と納得した上で、これまでの日常を振り返ってみる。


そういや、家に帰ってもずっと江口さん呼びで敬語だったな〜。




…あれ、よくよく考えてみれば、敬語って仕事現場だけでいいじゃん。


江「自由くん何言ってんの?!俺の心臓が持たn『私、七瀬Aは、オフだけ江口さんに対して敬語卒業します!!!』えぇ、、まじでえ、、?」


入「流石思いつきで行動しちゃう系の馬鹿だな」


『あ、江口さん、じゃなくて、拓也さん…?拓也?たーくんとか?!あははw楽し〜!w』


危険な薬でも使ってるんじゃないかってぐらいやばいテンションで1人で盛り上がっている私と、頭を抱えて勝手に自由くんが頼んだお酒を飲み始める江口さんを見た自由くんのあの顔は、今でも忘れられない。







❁.*・゚

お似合い。→←鑑賞会



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (66 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
261人がお気に入り
設定タグ:江口拓也 , 男性声優
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

nero,(プロフ) - 梅歌さん» 楽しんで頂けたようで嬉しいです!!ありがとうございます!! (2019年8月25日 14時) (レス) id: c30cdecb91 (このIDを非表示/違反報告)
梅歌(プロフ) - nero,さん» ありがとうございます!!!!最高です!!!!ぜひ連れて帰って下さいってなりました←そしてえぐの嫉妬かわいいです!!!! (2019年8月16日 11時) (レス) id: 723f40e9fd (このIDを非表示/違反報告)
nero,(プロフ) - 梅歌さん» リクエストありがとうございます!喜んで書かせていただきますね〜!! (2019年8月9日 18時) (レス) id: c30cdecb91 (このIDを非表示/違反報告)
梅歌(プロフ) - nero,さん» お言葉に甘えてリクエストいいですか?今度は逆に夢主ちゃんが梅ちゃんに甘えて欲しいです!それを見たえぐが嫉妬…みたいな!更新、無理せずに頑張って下さい! (2019年8月9日 15時) (レス) id: 723f40e9fd (このIDを非表示/違反報告)
nero,(プロフ) - だんちゃさん» こちらこそ喜んでいただけたみたいで嬉しいです!!これからも楽しんでもらえるように頑張りますね〜!! (2019年8月5日 22時) (レス) id: c30cdecb91 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:nero | 作成日時:2019年7月31日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。