Trignalと夏祭り。 ページ14
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今日は待ちに待った拓也さんと初めての夏祭りデートの日。
自分でメイクをして、知り合いのスタイリストさんに浴衣を着せてもらい、拓也さんとの待ち合わせ場所の近くまで着いたのだが…
なんで良平さんとウィングさんがいるの?!?!
恐る恐る近づくと、2人はこちらに気づいたようで、私の名前を呼びながら近づいてきた。
『お2人ともどうしてここに…?』
木「えぐに聞いたから」
代「2人で抜け駆けなんて許さないからね?」
お姉様の目が怖いよ……?!
そんなことを思いながらビクビクしていると、間に拓也さんが腕を広げて、僕の彼女をいじめないでくださーい!と言って会話に入ってきた。
そのまま拓也さんは体を180度回転させて私の左手をギュッと掴み、2人を置いて屋台の方へと連れていかれる。
さらっとその浴衣似合ってる、なんて言われるもんだから、拓也さんの手をギュッと握り返す。
すると、いきなり後ろから良平さんに肩を組まれ、私と拓也さんの間に顔を覗き込ませながら、今日は4人で回ろうな!という笑顔の圧をかけられる。
はいとしか言いようがない私たちは俯きながら泣く泣くはい…と答えた。
代「花火大会まであと2時間くらいあるけどどうする?」
木「まぁ軽く屋台全制覇しますか」
江「軽くってなに」
・・・・・・・・・
『あ、拓也さん口に焼き鳥のタレついてる』
江「取って」
『ママ取ってあげて〜』
代「はい江口くーん♡今から取ってあげますからねー♡」
江「自分で取るので大丈夫ですっ!!!!!」
・・・・・・・・・
江「おかえり…って、なんであんたら腕組んでんの?」
『お化け屋敷が予想以上に怖くて…』
木「うん、そう。別この行為自体に下心とか全くないから。」
江「良平さん下心丸出しじゃないですか。」
・・・・・・・・・
まぁそんなこんなで花火まであと20分。
だんだん人も多くなってきた頃、拓也さんと繋いでいた手を離してしまい、その瞬間誰かの足に引っかかって転けてしまった。
幸い、膝と手をついただけで傷を負うことはなかったが、3人を見失ってしまった。
すると、ある1人の男性が私の手を引いて、小走りで人通りの少ないところに連れていってくれた。
『すみません、ありがとうございます…って、うぇ?!?!?!』
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nero,(プロフ) - 梅歌さん» 楽しんで頂けたようで嬉しいです!!ありがとうございます!! (2019年8月25日 14時) (レス) id: c30cdecb91 (このIDを非表示/違反報告)
梅歌(プロフ) - nero,さん» ありがとうございます!!!!最高です!!!!ぜひ連れて帰って下さいってなりました←そしてえぐの嫉妬かわいいです!!!! (2019年8月16日 11時) (レス) id: 723f40e9fd (このIDを非表示/違反報告)
nero,(プロフ) - 梅歌さん» リクエストありがとうございます!喜んで書かせていただきますね〜!! (2019年8月9日 18時) (レス) id: c30cdecb91 (このIDを非表示/違反報告)
梅歌(プロフ) - nero,さん» お言葉に甘えてリクエストいいですか?今度は逆に夢主ちゃんが梅ちゃんに甘えて欲しいです!それを見たえぐが嫉妬…みたいな!更新、無理せずに頑張って下さい! (2019年8月9日 15時) (レス) id: 723f40e9fd (このIDを非表示/違反報告)
nero,(プロフ) - だんちゃさん» こちらこそ喜んでいただけたみたいで嬉しいです!!これからも楽しんでもらえるように頑張りますね〜!! (2019年8月5日 22時) (レス) id: c30cdecb91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nero | 作成日時:2019年7月31日 18時