魔法がとけるKissの味 (ページ9)

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『ただいまぁー』

KY「おかえり」

『…イッテキマース』

KY「おい」

なんでお兄ちゃん帰ってきてんの！！

『ママー！！ゴキブリ！追い出してぇーー』

KY「兄に対して失礼だな。」

この頭をボリボリかいてるイケメンは
私のお兄ちゃんのキボム。

今は超一流大学生で一人暮らしをしている。

彼が私のイケメン嫌いの原因の第一人者だ。

『暇なのー？大学。で、なに？』

KY「つめてぇな。母さんにお前の男事情を聞いて帰ってきたんだよ。」

そう。シスコンです。

『…ママのばか！！！』

KY「たしか、同じクラスのイテミン君。

それにお友達？のユンギ君にグク君だっけ？」

もうたしかじゃないよね。

わかってたよね

こうやって意地悪するんだからっ♡

『ちがうよ！アホ(ユンギ)とバカ(グク)は
つきまとわれてるのー！！』

KY「やっぱり可愛いからかなー？？」

スリスリするお兄ちゃん。

『…キッモ』

KY「ねぇやだ。だめ。寂しい。」

ちょっと可愛いけど
イケメンは嫌い。

『…しらないし』

KY「お兄ちゃんウサギだから寂しいと
死んじゃう。」

『お兄ちゃん…

お兄ちゃんウサギみたいに可愛くないよ。』

KY「そこじゃないでしょ」

ナイスツッコミ！

KY「とにかく早いから！わかった？」

ママの血を濃く受け継いだね。

ママが２人いるよ…