魔法がとけるKissの味 (ページ8)

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「「「「「キャーー!!!!」」」」」

物凄い歓声が聞こえる中

私は教室の隅に行き、ある男の子に話しかける。

『テミン君！おはよう！』

大好きな大好きなテミン君。

TM「おはよう…」

焦ってテンパりながら挨拶するテミン君。
なんて可愛いんだろう。

毎日挨拶して、三ヶ月経つのにまだ慣れてくれない。

『昨日ね、日本の番組見ててイッテミン？って言ってたから過剰反応しちゃった』

TM「そうなんだ～」

え、最後の～←これ。
なにそれ。

それにしても…

『…可愛い』

あ、口に出ちゃった。

TM「あ、ありがと、う？」

困り気味の顔も好き。
しかも受け止めてくれる所も。

包み込む感じヤバイわ、

それにしても破壊力…

『…キュン』

TM「え？」

『もう可愛い。好き！』

こういう子大好きなんです。

あ、見れば分かる通り
私は自分で動くタイプです。

追いかけられるより追いかけたい。

鬼ごっこは鬼がいい。

だけど目立つの嫌いです。

テミン君と喋ってたら女子が２人近づいてきた。

「ちょっとAちゃん！」

『邪魔しないでよー。なに？』

「なんでイテミンと喋ってんの？

キノコの髪型で分厚いメガネ、
ダサくてジミーズ。」

「ねー」

そんなの…

『…可愛いんだもん』

「「…」」

みんなの引いた顔。
なんて面白いんだろう。

「Aちゃん末期。」

「やばいよね」

ヒソヒソ言いながら帰っていく女子達。

まぁこの地位は気に入っている。

この通行人Aの地位は。

「やばい！！ユンギ君だー！！」

「「「キャーー!!!!」」」

教室は一気にその方向へと向いた。
男女問わず。

私は、うるさい人達は嫌いだから
テミン君にアタックしてた。

ってテミン君ガード硬すぎ！！