サイコが39匹 ページ41
やっぱりあのスカートは処分することにして
トイレから諦めて出てきたら
なぜか懐かしい見慣れた顔が立っていた。
大好きだった君
憎らしい君
前より少しやつれた気がする
会社でも全然元気ないし
ちゃんとご飯食べてるのかなって気になってしまう私はきっとまだ過去に出来てない証拠。
彼の前を通り過ぎるしか道はないから
急ぎ足で通り過ぎる
JH「待ってA」
懐かしい彼の声に思わず立ち止まりそうになった
私を彼は逃さなかった
JH「お願い待ってA」
『…、。な、なに』
JH「…て」
『え？』
JH「手、火傷してない？見せて」
『大丈夫だから！ハニ手離して』
JH「あのくそ女わざとかけてたじゃん。
見せてよ」
ぐっと引っ張って手を無理やり見つめるジョンハン
なぜか恥ずかしくて目を背けてしまう
JH「……ねぇA。これって」
まさかと思って彼の見つめる先を見れば
昨日俺につけられた跡をじっと見ていた。
JH「…なにこれ、あの女？」
『これは違う！なんでもない…』
JH「あの女じゃないの？？
もしかして…ジス？」
ハニからやはり彼の名前を聞くのは辛かった
嫌でもあの日のことを思い出してしまう
そして知らないふりをするハニに腹が立った。
『知ってるくせに…全部知ってるくせに！
私を売ったくせに何を今更！！』
JH「本当にジスがやったのか…？
嘘だ
じゃあ俺は今まで…
そんなの…
そんなの約束と違うじゃん」
“約束”？？？
私が悲しいのに…私の方が悲しいのに
なぜか絶望したような顔をするハニ
『なんのこと。約束っt
「なーに騒いでんの？」
…なんで、？！』
いつから見ていたのか。
ハニの後ろからスっと出てきたのは
会いたくない彼の姿
ハニから私をひきはなして
抱き寄せる
JS「なんでって笑
僕もここの社員なんだけど？
Aもハニも僕に隠れて
何してんの？」
真顔なジスほど私が怖いものはない
手がガタガタと震える。
JH「…ジス、お前約束破っただろ！！」
JS「破った？まぁいいや
とりあえず黙ってくれる？
こうなった言い訳は後で聞いてやるよ
ねぇA」
『、、は、はい』
上から覗き込む彼は震える私の心臓を突き刺すように
うっすら微笑んで
はやくかえってきてね
…………お仕置のためにね笑
そう言った。
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少女B(プロフ) - yukinaさん» そんな！思いつきなので厚さ3mmくらいです…ありがとうございます！更新頑張ります (2020年9月6日 23時) (
レス) id: d2d6ede24b (このIDを非表示/違反報告)
yukina(プロフ) - どんどん深い内容になっててすごく面白いです！更新楽しみにしてます！ (2020年7月30日 23時) (レス) id: c3ce40b161 (このIDを非表示/違反報告)
少女B(プロフ) - MIKIさん» 心温まるコメントありがとうございます(´；ω；｀)気長に見てもらえるとありがたい限りです… (2020年7月30日 23時) (レス) id: d2d6ede24b (このIDを非表示/違反報告)
MIKI - 凄く面白いです！続きがめっちゃ気になる！ (2020年7月3日 23時) (レス) id: e6d1dae395 (このIDを非表示/違反報告)
少女B(プロフ) - カナさん» ありがとうございます（ ; ; ）こんな亀更新のダメ作者にもったいない言葉です…やる気でました！！ (2020年4月22日 1時) (レス) id: d2d6ede24b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：少女B | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=rihan42
作成日時：2019年2月19日 20時
