サイコが38匹 ページ40
JS「じゃあ今日は早く帰ってくるんだよ？
A。」
『わかった』
JS「仕事頑張ってね(^^)」
そうニコニコと可愛い笑顔で去っていくジスに
できる限り微笑んで手を振り返す。
『…おはようございます』
「あ！A先輩！！おはようございます！！
見ましたよ〜見ましたよ〜
仲直りできたみたいで良かったです((ﾎﾞｿｯ
今度から勝手に残業するのダメですからねっ！
あ、チェ主任ー！！！おはようございます！！」
相変わらず嵐のようなキムくん
彼に何かあってからでは遅いので関わり方を変えて
少し冷たくするつもりだった。
だけどこれ程良くしてくれた手前、
心苦しく思ってたから
彼が返答を求めずに去っていったことは
ありがたかった。
キムくんは元気で明るいけど何かと空気の読める男。
きっと、あーゆう子が人気者なんだよなぁって
彼の後ろ姿を見ながらポケーと考えていた。
「……
あ、Aさん。コーヒーどうぞ？？」
『あ、、ありがと
ｶﾞｼｬｰｰﾝ
……！！？
あっつ…！』
「ｷｬｱｱ！！ごめんなさい！！
すぐ拭きます！！」
「ユリちゃん何してるのー笑」
「おいおいなんか割れたー？」
新人で可愛いと話題のユリちゃんがくれたコーヒーが私のスカートに思いっきりかかってコップが割れてしまった。
正直めっちゃくちゃ熱かったけど
新人だし失敗もあるって思って
なるべく笑顔を保つけど熱い。
「本当にごめんなさい…
スカートが…」
『あ、いいの。気にしないで』
「でもぉ…
ババァが若い男に色目使ってんじゃねーよ((ﾎﾞｿｯ」
『……』
「A先輩！大丈夫ですかー？！！
ユリちゃんも大丈夫？？」
「私は大丈夫ですけどぉ
A先輩が…」
『私も大丈夫。
だけどスカート履き替えてくるね』
「A先輩、ゆっくり行ってきてください！！
コップも片付けておきますし、部長には俺から言っとくんで！！」
。
。
。
。
ｼﾞｬｰｰｰｰｰ
『……はぁ』
やっぱり人気のあったキムくん。
そりゃそうだよね…
しかも私は既婚で夫はイケメンで出世街道を歩んでて愛されてる…。
なのにキムくんとこんだけ仲良くなったら
嫌味でしかない。本当に嫌な女…
スカート履き替えて洗ってみるけど
何一つ落ちない。
染み込んで離れない…
こんな
コーヒーが執着する
このスカートを見てると
切り刻んでしまいたくなる。
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少女B(プロフ) - yukinaさん» そんな！思いつきなので厚さ3mmくらいです…ありがとうございます！更新頑張ります (2020年9月6日 23時) (
レス) id: d2d6ede24b (このIDを非表示/違反報告)
yukina(プロフ) - どんどん深い内容になっててすごく面白いです！更新楽しみにしてます！ (2020年7月30日 23時) (レス) id: c3ce40b161 (このIDを非表示/違反報告)
少女B(プロフ) - MIKIさん» 心温まるコメントありがとうございます(´；ω；｀)気長に見てもらえるとありがたい限りです… (2020年7月30日 23時) (レス) id: d2d6ede24b (このIDを非表示/違反報告)
MIKI - 凄く面白いです！続きがめっちゃ気になる！ (2020年7月3日 23時) (レス) id: e6d1dae395 (このIDを非表示/違反報告)
少女B(プロフ) - カナさん» ありがとうございます（ ; ; ）こんな亀更新のダメ作者にもったいない言葉です…やる気でました！！ (2020年4月22日 1時) (レス) id: d2d6ede24b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：少女B | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=rihan42
作成日時：2019年2月19日 20時
