サイコが37匹 ページ39
JS｢ここで話したことはアイツに言うなよ？アイツは何も覚えていないし、交代したことも知らない。
アイツは俺と繋がってるようで繋がってないから……｣
『わかった』
JS｢いい子いい子…あ！組んだ礼を忘れてた
あぶねーあぶねー！
実はな…｣
。
。
。
。
JS｢ｱﾊﾊ！！鳩が豆鉄砲食らったような顔…笑
いいマヌケ面だな笑笑｣
『…だって！！』
JS｢そろそろ時間だから…顔作り直せよ？
じゃーなA。久しぶりに会えて嬉しかったぜ｣
『あ、ジス！』
フッとこと切れたように気を失ったジス
やっと話された手首にはハッキリと彼の手の跡。
手の跡をみてやはり襲う恐怖心と疑心。
本当に信じてよかったのだろうか
彼の言った言葉がグルグルと頭に回る。
JS｢…ん？……A？｣
ﾋﾞｸｯ
『あ、、ジス起きたの？』
JS｢うん…疲れてたみたい。
お風呂入ってくるから先に寝てなよ｣
『うん』
お風呂場へ向かった彼を確認して
寝室へと入る。
気をつけていても身体がビクついてしまった。
バレてないよね…？？
“本当に恐ろしいのは俺とアイツどっちだと思う？”
もしあの彼の言葉が本当なら
私は……
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JS｢実はアイツこの前の帰り道にウォヌってやつとホシってやつに話しかけられてさ
お前と連絡が取れないって飲みに行く約束をしたって言ってたよ。
ウォヌってやつが今度お前の会社に会いに来るって言ってた｣
『ウォヌが？？！』
JS｢嬉しそうだね笑笑……妬いちゃうよ…
そしてアイツと俺の秘密の方だけど
全部教える時間はねぇから端的に言う。
。
。
。
この身体の本当の主人格は
この俺だ｣
____________________________________________________________
本当の主人格。
ホン・ジスという男の生まれた時の性格、
本当の彼は“俺”と名乗る彼？
でも今の主人格は“僕”と名乗る彼？
“本当に恐ろしいのは…”
ｶﾞﾁｬ
JS｢まだ起きてたの？A。
明日も仕事だよ…早く寝な｣
『…うん。ありがとう』
相変わらず優しい“僕”の彼。
抱き寄せて背中を撫でる彼の手が
手首を痛いほど掴んでいた“俺”の手より
恐ろしく感じたのはきっと
私の心が1番分かっていた
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少女B(プロフ) - yukinaさん» そんな！思いつきなので厚さ3mmくらいです…ありがとうございます！更新頑張ります (2020年9月6日 23時) (
レス) id: d2d6ede24b (このIDを非表示/違反報告)
yukina(プロフ) - どんどん深い内容になっててすごく面白いです！更新楽しみにしてます！ (2020年7月30日 23時) (レス) id: c3ce40b161 (このIDを非表示/違反報告)
少女B(プロフ) - MIKIさん» 心温まるコメントありがとうございます(´；ω；｀)気長に見てもらえるとありがたい限りです… (2020年7月30日 23時) (レス) id: d2d6ede24b (このIDを非表示/違反報告)
MIKI - 凄く面白いです！続きがめっちゃ気になる！ (2020年7月3日 23時) (レス) id: e6d1dae395 (このIDを非表示/違反報告)
少女B(プロフ) - カナさん» ありがとうございます（ ; ; ）こんな亀更新のダメ作者にもったいない言葉です…やる気でました！！ (2020年4月22日 1時) (レス) id: d2d6ede24b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：少女B | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=rihan42
作成日時：2019年2月19日 20時
