サイコジス

サイコが14匹 ページ16

『……え、何をいって


JS「ほらっ」



？！！』








ジスの持つ紙がズームされると
“婚姻届”に


慣れ親しんだ自分の文字が見えた。









『わ、わたしこんなの書いてないっ！』









JS「君の文字なんて筆跡なんて簡単に
どこでだって奪えるよ？

Aはいつも奪われるかもしれないって思って文字を書いてないでしょ？」





『そんなの…』









JS「残念だけど、今の時代は金が全て。

金さえ払えば なんでもやってくれる意地汚い奴が わんさかいるんだよ。

世の中、Aが思うほど美しくないんだよ。所詮ゴミだよww」








『そんなの卑怯じゃない！！』









JS「…卑怯？？
なんとでも言えよ。こっちは痛くも痒くもない。もう忘れた？
【ずるい、卑怯は敗者の戯言】


僕たちは大人だよ。
イカれた高校生のように力だけで縛ることなんてできないよ

契約で縛るんだ。絡まった鎖で…
簡単には解けないように…」









『そ、そんな…私はハニと結婚したいの。
しかも、スヨンがいるでしょ？？
何を考えているの？』








JS「何をそんなに焦ってるの？
君は僕の妻になった。
ただそれだけの事だろ。




というか、君は僕の事が好きだったんだろ？


じゃあ嬉しいことなのに
どうして断るの




もしかして本当にハニが好きになっちゃった？？笑笑
可哀想に。


まだハニのこと信じてるとか…
純粋すぎてウケるwww




へぇそんなにハニが良かった？？

むかつくな…妬いちゃうよ。。






殺す？？笑


.





『やめてっ！！！ハニには何もしないで』



.








.









.



愚かなA。



ハニはAのことなんて
好きじゃないよ。」






『な、なにを言ってるの』








JS「ミイラ取りがミイラになってなければの話だけどね。。。


きっとハニは僕が1番だから

君のことなんて好きになってない。



ハニの
手のひらで転がされてただけなんだよ
Aは。




そして、僕がそのハニを手のひらで転がしていたんだよ。


人って怖いね？A」







『嘘よ…だって私とハニは…』

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