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Aside
その後、お酒を飲んで少し酔いが回ってきたのか口数が多くなる七海さんと五条先生の漫才みたいな会話を聞いた。
七海さん、めんどくさそう。
でも楽しそうだし、べつにいいのかな……。
七海｢そんなに見つめられると困るんですけど｣
私の視線に気付いたのか七海さんが私の方を見てそう言う。
『ごめんなさい、七海さんがイケメンすぎて見惚れてました』
七海｢はぁ……そういうことを軽率に言わないでください｣
『だってほんとのことだから』
五条先生が面白くなさそうに私達二人を見る。
五条｢ちょっと、二人ともイチャつかないでくれる−？｣
『イチャっ……ついてませんよ！！』
七海｢五条さん、変なこと言わないでください｣
なんか疲れてきたな……。
弱い呪霊だったとしても疲れるものは疲れるのだ。
頼んでおいたカルピスを飲もうとグラスに手を伸ばす。
『うっ……』
口に広がる謎の苦み。カルピスは苦くないはずですけど？！
『あっこれ、お酒じゃん！！』
七海｢A……！気をつけてくださいよ……！どのくらい飲んだんですか？！｣
五条｢A〜そういうのはまだ早いよ〜｣
『いや、一口だけ……』
七海｢？｣
黙る私を不審に思い、七海さんが不思議そうにこちらを見る。
『あの、間接キス……しちゃいましたけど』
今の私、絶対顔真っ赤だ……熱い……。
七海｢そのくらい、気にしませんよ｣
そう言ってサングラスをクイッと指で押して直す七海さんの手は震えていた。
顔も、耳まで赤い。
気にしてんじゃん……！！
『な、七海さん……』
七海｢A、もう直接口にしたことあるんですから、そんなに照れなくても｣
それは言わないでくださいよ……っ！
五条｢ちょっと。僕、空気？空気として扱われてない？｣
『え、空気として扱ってきたつもりですけど？』
五条｢A！！今日ホントに冷たいね！！てか人前でイチャイチャしないでくれる？｣
『｢してません｣』
五条｢息ぴったりかよ！僕、嫉妬しちゃうんだけど｣
『嫉妬したきゃ、してればいいじゃないですか』
五条｢ねぇー！今日、マジで冷たい！！｣
冷たい？そんなつもりは全然無いのだが。
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みそでんがく(プロフ) - ツバキさん» コメントありがとうございます！！2期始まったので、そろそろ更新したいですね……。 (7月13日 11時) (
レス) id: 6bc2337e74 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - めちゃくちゃ面白いです！！連載頑張ってください！！応援してます！！ (2023年4月19日 17時) (レス) @page20 id: b2e58f839d (このIDを非表示/違反報告)
みそでんがく(プロフ) - 神楽さん» コメントありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2021年3月26日 17時) (レス) id: 26006093e3 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - この話大好きです！これからも頑張って下さい！ (2021年3月26日 14時) (レス) id: f343b82351 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそでんがく x他1人 | 作成日時：2021年3月24日 7時
