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NOside
Aは五条が異常なまでの執着を見せているため、面倒ごとを回避するためにもあまり仲良くなりすぎてはいけないと思っている。
それに、Aとは歳が離れているし、あんなの真に受けたらダメだからだ。
七海は、Aが成長してからも変わらずに好き好き言ってきて、いやでも意識させられてしまうことを今はまだ知らない……。
──────
「づがれだあ゛ぁ゛」
『うわ、悟くん重い』
任務から帰ってきた五条は、ソファに座っていたAを上からのしかかるように抱きしめた。
「A〜疲れたよ〜今日も俺頑張ったよ〜」
『よしよし』
Aはめんどくさそうに五条の頭を撫でた。
「はぁ〜Aはやさしいな〜！」
『うん』
「マジでお前のおかげで頑張れるわ」
『そうなの？』
疲れ切った五条がここまで言ってくれるということは、本当に呪霊討伐の任務は大変なのだと言うことを、少しずつだが理解し始めるA。
『悟くん、お疲れさま』
「ん……」
『最近、建人くんと雄くんとばっかり遊んでるけど、私を拾ってくれた悟くんのこともやっぱり好きだからね』
「A……！まじですき……かわいすぎだろ！ほんとに可愛すぎる、こんな子外にいたら誘拐されちゃうって！」
『えぇ……』
日頃、というか拾ってくれた時のお礼を言おうとしたらこれだ。何度も可愛い可愛いと言ってくる五条に、Aはなんか面倒なことしちゃったかなと後悔する。
そこに夏油がやってきた。
「悟……こんなところでAとイチャイチャするな」
「Aが俺のこと宇宙一好きだから大きくなったら結婚したいんだとよ！！邪魔すんな！！」
Aとの至福の時間を邪魔された五条は叫ぶ。
ため息を吐いた夏油は、話が通じないと思って、Aに「それ本当？」と聞く。するとすぐに『そんなのいってない！！』と怒った声が聞こえてくる。
『悟くんが勝手に言ってるだけ、やっぱりきょげんへきだよ！』
「Aどこでそんな言葉覚えてきた？！」
「めんどくさかったねーA、私と一緒に向こうで遊ぼうか」
「うん！！！！」
力強く返事をして五条から離れようとするが、五条はガッチリホールドしてAは動けない。
『離して！』
「やだ！！まだA充電できてない！」
「悟、そろそろ本気で嫌われるよ」
「ハッ……！！」
夏油に言われて気づく。
流石にAに嫌われたら立ち直れないので、五条はAを離した。
続く
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みそでんがく(プロフ) - ツバキさん» コメントありがとうございます！！2期始まったので、そろそろ更新したいですね……。 (7月13日 11時) (
レス) id: 6bc2337e74 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - めちゃくちゃ面白いです！！連載頑張ってください！！応援してます！！ (2023年4月19日 17時) (レス) @page20 id: b2e58f839d (このIDを非表示/違反報告)
みそでんがく(プロフ) - 神楽さん» コメントありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2021年3月26日 17時) (レス) id: 26006093e3 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - この話大好きです！これからも頑張って下さい！ (2021年3月26日 14時) (レス) id: f343b82351 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそでんがく x他1人 | 作成日時：2021年3月24日 7時
