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七海side
五条｢七海、いくらAのこと好きでもお前が告白OKするとは思ってなかったよ｣
七海｢そうですか｣
五条｢でも、大人になるまで待たないと行けないんでしょ？
それまでAが別の誰かのものにならない保障はないわけじゃん｣
七海｢そうですね｣
五条｢俺がAのこと奪ってやるから｣
目隠しをずらしてそう言う五条さん。
一人称も｢僕｣から｢俺｣になってる。
思わず素が出たらしい。
確かに、Aが大人になるまで、誰のものにもならないことは、難しいと思っていた。
しかしこんなにも早く宣戦布告されるとは思ってなかった。
『五条せんせー、私は……』
私に抱き付いたまま俯いて言うA。
なんて言うつもりなんだ……？！
Aは五条さんのほうに視線を向けた。
目が合う。
まずい。
Aは前に
『五条先生って子供っぽいし性格終わってるけどホントイケメンなんですよね。
目隠し外した状態で目を合わせると変な感じるんです……』
と、言っていた。
まずい。
正常な判断が出来ない状態で目隠しを外した五条さんを見れば……
『わぁ、五条先生イケメン！！』
五条｢素直なA可愛い〜！｣
『目が青くてすっごく綺麗』
五条｢Aも綺麗だよ｣
『やったぁ、ありがとうございます〜』
……つらい。
さっき五条さんはコレによく似た光景を見せられていたワケか……。
『いつも五条先生には冷たくしちゃうけど、ほんとは大好きなんですよ？』
五条｢ゑっ……｣
……っ！！
五条｢A、それほんと？｣
『ほんとほんと、嘘じゃないですよ』
五条｢僕のこと、好き？｣
『好きですよ、大好き』
A……そんな……。そんな簡単に他の人を好きになってしまうんですか……？
五条｢待って、尊い。A、結婚しよう｣
『え〜。それは七海さんとするから無理』
酔っていてもAはAだった。
Aを疑った私がバカだった。
こんなにも私のことを好きでいてくれるのに、簡単に他の人を好きになるわけがない。
五条｢七海ｨｨｲｨｨｲｨｲ！！！｣
七海｢なんですか｣
五条｢ズルい！！！なんでそんなにお前はAに好かれてんだよ！！｣
七海｢知りません。Aに聞けば良いじゃないですか｣
私が言ったように素直にAに聞く五条さん。
五条｢七海のどこが好きなの？！｣
『ん〜、全部』
五条｢……参考にならないんだけど｣
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みそでんがく(プロフ) - ツバキさん» コメントありがとうございます！！2期始まったので、そろそろ更新したいですね……。 (7月13日 11時) (
レス) id: 6bc2337e74 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - めちゃくちゃ面白いです！！連載頑張ってください！！応援してます！！ (2023年4月19日 17時) (レス) @page20 id: b2e58f839d (このIDを非表示/違反報告)
みそでんがく(プロフ) - 神楽さん» コメントありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2021年3月26日 17時) (レス) id: 26006093e3 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - この話大好きです！これからも頑張って下さい！ (2021年3月26日 14時) (レス) id: f343b82351 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそでんがく x他1人 | 作成日時：2021年3月24日 7時
