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ネフライトは、朝一番に一般入試実技試験会場に来ていた。
学校で生活していたのでそれは容易なことだったのだが。
試験の仕組みはすでに聞いていたため、指定の会場に先回りしていた。
不思議と緊張することもなく、ネフライトは冷静だった。
その腰には、オブシディアン＿黒曜石の剣が、鞘に入ってぶら下がっていた。
来ていた服もレッドベリルの作る服に似せたつもりだった。
長めの髪の毛は、ジェードのように蝶々結びにしていた。
ネフライトにとっての、最強装備だ。
そしてしばらくして、ぞろぞろと人が入ってきた。
気合いを入れる者、緊張で固まっている者、対照的に余裕の表情を浮かべる者＿様々だった。
ネフライトも気合いを入れようとした、その時。
「ハイスタートー!」
次の瞬間、ネフライトは飛び上がった。
「おーい、マイクうー」
プレゼント·マイクに手を振るという余裕っぷり。
「なんだよアイツ!フライングじゃん!」
「どうしたあ!?実戦じゃカウントなんざねえんだよ!!走れ走れぇ!!賽は投げられてんぞ!!?」
皆が気づいた時には既に、ネフライトは戦場に降り立っていた。
剣を抜き、鞘を投げ捨て、3p敵に向かって剣を構えた。
「ワタシ、こう見えて剣術はアメのお墨付きだ…よっ!!」
ネフライトが剣を縦に振り下ろすと、3p敵はあっけなく壊れた。
そこからはネフライトの独壇場だ。
視界に入った仮想敵を、片っ端から斬っていった。
軽やかな足取りで1p敵に駆け登り、それを踏み台にして周りの仮想敵を一斉に薙ぎ倒した。
「月人と違って遅いし、新型みたいに罠も無いし楽チンだねえ!」
そうネフライトが言った直後。
会場全体に轟音が響いた。
地響きがして、がらがらと建物が崩れ落ちる。
崩れた建物から顔を出したのは、巨大な0p敵だった。
勝てるわけが無いし勝つメリットが無い、そう考えて皆逃げ出した。
しかしネフライトにしてみれば、このくらい大きい月人は見慣れていたため逃げなかった。
それに、ネフライトは瓦礫に巻き込まれた人々を心配していた。
ポイントとか関係ないからアイツを倒さなくちゃ、とネフライトが思った瞬間。
0p敵が、いきなり音を立てて壊れた。
少年によって。
「おおおお〜〜…?」
ネフライトは空から落ちる人をじっと見て思った。
＿あ、この人割れちゃうな。
ネフライトはその者が自分と同硬度であることを祈り飛び上がった。
そして落下してきたその者を受けとめた、それと同時に。
腕が割れた。
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ふるる - 名無し77631号さん» ありがとうございます!明日の夜から旅行でしばらく更新できないので、今日明日中に仕上げたいと思っています! (2018年8月7日 14時) (
レス) id: 555bcc1403 (このIDを非表示/違反報告)
名無し77631号(プロフ) - 更新お疲れ様です。頑張ってください (2018年8月7日 12時) (レス) id: c8866e82a1 (このIDを非表示/違反報告)
ふるる - ハル賢さん» コメントありがとうございますあああああああああ(爆散)ネフライトちゃんは年上石の中でもかわいい部類なので(ただし議長大好き)更新頑張ります!! (2018年8月1日 17時) (レス) id: 5af022afa3 (このIDを非表示/違反報告)
ハル賢(プロフ) - 皆のことを考えているネフライトちゃん、とっても可愛いです！これからも更新頑張って下さい！応援しています！ (2018年7月31日 21時) (レス) id: 6c4eb3eb16 (このIDを非表示/違反報告)
ふるる - ルカさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2018年6月28日 17時) (レス) id: 5af022afa3 (このIDを非表示/違反報告)
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