NCTのヌナ 2 (ページ14)

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Hyunjae (THE BOYZ)

SW「王の曲って見た時にエラヌナが同じこと言ってたの思い出して鳥肌立ちました」

BK「あ～エラが言ったのか(笑)あいつもプロデューサー病だな。どうやったら当たるんだよ」

今はRTKの会議中、俺たちの振付を考えてくれる先生(表記:BK)を交えてどの曲にするか考えている

先生は先方がエラヌナを呼んでいいと言えばどこの現場にも呼んでるらしい

何故か自分のグループの振付はしないエラヌナなので、先生含め他のプロデューサー達もよく呼んでいると聞いた

ER「テミン先輩やりたい！」

BK「ソロ曲を11人でやるのは面白いだろうな」

エリックの押しと先生もDangerを振付したと言うことで、俺たちの曲はテミン先輩のDangerに決まった

それからは絶対出来ないだろってことばかり言いたい放題の俺たちに先生の顔に焦りが見えた

SY「あ、それでエラヌナに…」

BK「編曲頼む？大丈夫だと思うけど」

「呼んだ？」

「「「「うわぁ！！！！」」」」

「私はお化けか」

ひょこっとドアから顔を出したヌナに驚いて、大声を出してしまった

SY「ヌナ」

「あ～ありがとう。久しぶりだね、サンヨン」

何かを持って来てくれたのか両手にはビニール袋、それをさらっと持つサンヨニヒョンがちょっとだけかっこいいと思った

ヌナの持って来てくれたラーメンやら飲み物やらを広げて、先程決まった曲やコンセプトを伝える

するとすぐに先生と2人で話が進んで行く

「怪盗か…ストーリーが欲しいね。見てる人がストーリーを理解できるように分かりやすくしないと」

BK「消えるとかマジックとか使えるといい」

「王冠を盗むとか？最後王冠消えたら面白くないですか？」

BK「あ～本人達は消えないの？」

「いや、本人達も消える。何でも使える？」

BK「多分使える」

「とにかく明日には一旦曲渡せるようにします。みんなは覚悟だけしておいて(笑)」

お化けのように登場して嵐のように去っていたエラヌナ。撮影もこれで終わりなんだけど、俺の隣にあるのは恐らくヌナの携帯とノート

メンバーにバレると騒がれるので静かにそれを持って外に出たら走って来る人影が

「携帯！」

HJ「ノートも忘れてるよヌナ」

「ありがと！また明日ねジェヒョナ！」

HJ「…不意打ちはズルイよヌナ」

顔を真っ赤にして戻れば体調不良を疑われたが、気分は最高だ