SMの七不思議 ページ8
Mark
SMの七不思議、そんな噂が広まったのはいつだったかな
レッスン予定の無い部屋から音が聞こえて来たり、深夜にレコーディング室から声が聞こえて来たり、色々な怪奇現象が広まった
今までは話を聞いていただけの僕だったけど、ある日遂に遭遇してしまったんだ。七不思議に
MK「…誰ですか」
「……Mark君？」
MK「誰ですか」
「驚かせてごめんなさい。非公開練習生の話、Johnnyから聞いてない？」
MK「非公開練習生…」
「Markには話したって聞いてたんだけどな…」
思い出した、ジャニヒョンの親友が非公開練習生だと言っていた。絶対に他人に話すなと口止めもされていた
それでも何処か信じられずボーッと目の前の人を見つめていると、聞いたことのある声が耳に入り振り返った
SE「…エラ、終わった？」
「うん、ありがとう」
MK「アンニョンハセヨ！」
EXOのセフン先輩、見る限り2人は仲が良いみたいだ
先輩はドアの近くに置いてあったこの人のであろう鞄を持って、俺の前に来た
SE「こいつと仲良くしてやってね」
「同じレッスンに…ならないか。もしそうなったら宜しくね」
SE「あ、この事は内緒にしてね」
MK「は、はい…誰にも言いません」
セフン先輩と歩いて行く姿をただ見つめることしかできなくて、後からジャニヒョンが言ってたのはヌナをスタッフだと思わせる為にEXO先輩たちと退勤を合わせていたらしい
非公開だから事務所に入るのも他の練習生より1時間遅らせて、退勤もその分遅くしてたって
それでも毎日学校に通って、大学まで卒業したヌナは本当に凄い
勿論、その扱いを妬んでる人もいた。と思いきやヌナは非公開練習生の中でも特殊で、大半の練習生には公開されない人だったから問題は全く無かったそうだ
勿論それはヌナがNCT127のメンバーとして公開される前までの話だったけど
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作者名：DAISY
| 作成日時：2020年4月20日 22時
