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Taeyong
BH「どういうつもり？」
「オッパ、落ち着いて」
BH「落ち着けるかよ。これだけメンバーいて誰も気付かなかったのか？」
エラヌナと一緒にドラマの撮影をしているベッキョニヒョンが撮影終わりに僕たちの練習室に乗り込んで来た
ドラマの撮影終わりなのかヌナの髪は長くて綺麗にセットされている
それに誰が呼んだのか分からないけどEXOヒョンたちが3人来ていた
「チャニョルオッパ、この人止めて」
CY「ごめん、俺もベッキョニの意見に賛成だから」
「セフナ…」
SE「俺もこっちだから無理だよ」
「カイオッパ…」
KAI「うーん…エラ隠すの上手いから気付かない事もあるけど、傷あるのに気付かないのはおかしいんじゃない？」
「私が隠してただけでメンバーは何も悪くないよ」
BH「いや、この際だから言うけどエラが何で存在感消してまでNCT127にいなきゃいけないの？それならEXOに居た方が良かったよ」
ヒョン達の言葉は間違ってなくて、これだけメンバーがいて誰も気付かなかったのはあり得ないことだ
だから謝ろうとした時、先に声をあげたのはヌナだった
「…何それ」
KAI「A、落ち着け」
「私のグループを悪く言うならオッパ達でも許さないよ。メンバーを責められるのが嫌なことくらい分かるでしょ」
今にも殴りそうなエラヌナを抑えるカイヒョン、こんな怒ったヌナは初めて見た
SE「俺Aと出てくるね、戻る頃には普通だと思うから安心して」
セフニヒョンは俺たちに誰も悪くないよ、向こうが悪いんだからと優しく声を掛けてくれた
怖い顔をしていたヌナはそのままヒョンに連れて行かれて、練習室には重い空気が漂った
BH「つい口走った……もう口聞いてくれなかったらどうしよう…無理…」
CY「あの顔はアウトだな…ちゃんと謝れよ〜」
BH「うん…」
KAI「エラがやっとデビュー出来たグループだよ。そのメンバーを責められたら怒るよ」
JO「…何でデビュー白紙になったんですか？」
CY「スマン先生がある日突然、君達とデビューさせてもエラが120%実力を発揮出来ないから無しにするって」
KAI「だから君達にはあるんだよ、エラと一緒に輝く力が」
本当に俺たちにあるんだろうか…俺たちのファンがヌナのアンチなのに…
BH「今回の記事でエラのアンチが減って来てるし、ドラマも上手くいけば大丈夫だろうから。時期が来たらエラの背中を押してあげて」
ベッキョニヒョンの言葉は俺たちの胸に深く刺さった
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作者名：DAISY
| 作成日時：2020年4月20日 22時
