NCTのヌナ (ページ13)

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Johnny

突然のデビュー通達、ここにEllaがいるという事実に喜んでいると、イスマン先生が話を続けた

『勿論、君がデビューを拒むならこのチームのデビューは無しだ』

俺たちの目線はエラヌナへ、俺らのデビューがこの人の選択にかかっている

「…私はデビューしたいです。ただ、彼らが私とのデビューを望まないなら彼らだけでデビューさせて下さい。彼らの人生まで私が決める訳にはいきません」

『そうか…マクはどう思うかい？』

MK「僕はエラヌナとデビューしたいです」

『テヨンア、君は？』

TY「一緒に練習して学ぶところが沢山ありました。出来るならデビューしたいです」

『ヨンホは……聞かなくても分かるな(笑)』

JO「勿論、一緒にデビューしたいです」

『決まりだな。もしAとデビューしたくない人は言いに来なさい。どちらを落とすかは…君達も分かっているだろう？仲良く活動してくれよ～』

先生達が居なくなって、さっきの出来事を信じられない俺たちはお互い確認し合った

JO「エラヌナ、大丈夫？」

「……デビュー？また私だけ白紙になる？」

JO「聞いてたでしょ、Ellaの為のグループだって。デビューだよ俺たち」

「良かった…」

JO「セフンには？」

「報告しなきゃ、クリスタルにも…EXOオッパ達にも言わなきゃ…オッパ達には隠さなきゃ…」

非公開練習生、恐らくデビューまで続くからデビューの報告を家族にも出来ない

「……いや、全員に隠そう。みんな、私がデビューすることは発表されるまで隠して欲しい」

TY「何で？」

「女1人、確実に誹謗中傷しやすい相手なの。事務所の中もきっと敵だらけだから。隠し通して欲しいの。お願いします」

頭を下げたヌナに俺たちは分かったとしか言えなかった。きっとこれからヌナは辛くなるから、俺たちが守らなきゃならない

そう思っていたのに、守りきれなかった