studying＊壊滅的な ページ8
勉強を始めてから数時間後...
＿＿＿＿摂津くんが瀕死状態になっていた←
もちろんその理由は、
｢...っお前、どんだけ勉強出来ねーんだよ！
ふざけてんのかっ！｣
私の壊滅的な頭脳である←
｢ふっ、ふざけてなんか、ないです...｣
｢そんなガリ勉みたいな格好でなんでそんななんだよ...｣
｢ですよねー、私も、頭良くなるかなぁと思って、まず形から入ってみたんですけど｣←
｢原因そこかっ！｣
正直、私もその安直な偏見から三つ編みメガネへと変貌したというところがあるのだが、結局どんどん破壊的な頭脳になっていくというね、えへ。
｢お前とりあえず次までに算数ドリル1冊やっとけ｣
｢｣
｢お前四則計算の時点で出来てねぇから、そんくらいしねぇとバカ治んねぇ｣
｢そ、そんなにひどかったとは...頭脳が全部運動神経に持ってかれたんだなって改めて実感します...｣
｢さっきから思ってたけどお前のその見た目とのギャップはなんなんだよ｣
｢いやぁ、あはは...｣
そんな会話をしていると摂津くんが帰り支度を始めた。
え、もしかして本当に愛想尽かされた...？
｢え、ま、待ってください...！わわ私摂津くんにまで見捨てられたら今度こそ本当に｣｢おい落ち着けって。そんなんじゃねぇよ別に。
お前の事ほっぽったら俺の負け認めちまうことになっちまうじゃねぇか。
お前の勉強スピードが遅すぎてもう9時なってんだよ。流石に帰るわ｣
｢な、なるほど...よかったぁ...｣
｢もう遅ぇからウチまで送ってくわ。さっさと用意しろ｣
｢！...うんっ！｣
私が安心しきった笑顔でそう言うと、摂津くんは少し驚いた顔をしてそっぽを向いてしまった。
よく分からないがこれ以上遅くなると学校に閉じ込められ兼ねないので急いで準備を始めた。
(そういやお前さっき敬語抜けてたよな)
(あ...すみませんすみません以後気をつけますうううう...!!!)
(いや誰も責めてねぇし)
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鏡花(プロフ) - 舞香さん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです♪(*´∀｀)もっと面白い小説が書けるよう頑張ります! (2017年6月22日 7時) (
レス) id: f86b7d9880 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - この作品とても好きです！更新頑張って下さい！ (2017年6月21日 23時) (レス) id: b5d8d38cda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡花 | 作成日時：2017年5月23日 22時
