teaching＊罪悪感 ページ48
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次の日､いつもの如く遅れて学校に行き､体育から授業を受けた｡
だけどその後の授業は､結局やる気も出ずダルかったから､屋上へ行きゲームを進めた後は自分の睡魔に身を任せて眠りに落ちていった｡
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何時間か経った頃､勢いよく扉が開けられ､壁に当たった音で目を覚ます｡
...なんかデジャブ感じんなこの起き方｡
そんなことを考えながら扉の方を見ると､そこに居たのは鈴藤___
ではなく､鈴藤といつも一緒にいる甘菜だった｡
しかも見ていると､どうやら相当怒っているように見える｡
何も身に覚えがないけど､こっちにズンズンと進んできているのだから､用があるのは俺に違いない｡
｢...んだよ｣
｢アンタのせいでAが倒れたんだけど｣
｢はぁ?別に何もしてねぇし､何のとばっちりだよ...｣
｢アンタがあの子に無理難題押しつけたんでしょ!?そのせいであの子今日寝不足で体育中に倒れて､今もまだ目を覚ましてないのよ!!｣
あれ本気で全部1日で終わらせたのかよ...どーせそこまでやって来ねぇと思ってた｡
自分のバカさばっか語ってるからそんな本気だと思ってなかった為に､少し動揺する｡
｢A､あー見えて意外とナイーブなんだからちゃんとそこんとこ考えてよね｡あと私もう帰んなきゃだから代わりに保健室行っといてね｣
｢は､なんで俺が｣
｢頼んだからー｣
｢おい!話聞けよ!｣
俺が何を言おうとスルーをし､甘菜は屋上から去っていった｡
｢...行くか｣
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保健室にやって来た俺だったが､鈴藤が目を覚ましたのは結局30分後だった｡
なんで倒れたのかを聞くと､なかなか解けなくて､気がついたら一徹してたらしい｡
｢バカ正直すぎだろっ！そーいうのは軽くできる範囲でやるもんなんだよ。要領悪過ぎかっ｣
｢で、でもっ、小5の範囲の時点でちょっと危なかったから焦っちゃって...｣
話を聞いていると､コイツは救いようのねぇバカだが､バカなりに必死に努力しているのが感じられた｡
...俺ももう少しちゃんと向き合ってやらねーと､と少しばかり反省する｡
その日は鈴藤が倒れたということもあるが､秋組の練習が1番の日だったため､勉強はせずにすぐ帰ったのだった｡
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鏡花(プロフ) - 舞香さん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです♪(*´∀｀)もっと面白い小説が書けるよう頑張ります! (2017年6月22日 7時) (
レス) id: f86b7d9880 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - この作品とても好きです！更新頑張って下さい！ (2017年6月21日 23時) (レス) id: b5d8d38cda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡花 | 作成日時：2017年5月23日 22時
