studying＊合宿とカレーとバカ ページ27
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｢ああああもう分かんない!!｣
｢うっせぇ教えてやってんだから集中しろ｣
どうもこんにちは｡あれから1週間が経ちまして現在実は…
テ ス ト 1 週 間 前 デ ス っ!!
｢もう夕方だし､アタシ料理手伝ってくるわ｣
｢咲ちゃん抜けがけとかズルイ!私も行く!｣
｢アンタ料理できないでしょうが｡大体誰のための勉強合宿よ｣
｢ぐぬぬ...｣
今の会話でお気づきだろうが､実はいづみさんの計らいで､学生組全員でテスト勉強合宿をこの寮でさせて貰えることになった｡
｢あーダメだできない｣
｢俺も全然分かんないっスー!!｣
｢はっ､3年のクセにそんなのも出来ないのか｡バカだな｣
｢なっ､皇くんもそんな変わんないじゃん!｣
｢いいや､俺のほうがマシだ｣
｢咲也､ココが分かんねぇんだが｣
｢ちょっとポンコツ役者｡中3の俺に教えてもらってる分際で低レベルな争いやめてくれる?テンプレヤンキー見習いなよ｣
｢んだとっ!?｣
せっかくの合宿なのにバカ組(もちろん私を含む)が騒がしすぎて全然進まない｡
いつも復習をやっていたのにいきなりテスト範囲に戻ってきたからか､モチベーションも下がりまくりで大変だ｡
｢あーもう｡A､監督ちゃんの手料理が待ってると思ってもうちょい頑張れ｣
｢え､いづみさんが料理してるの!?え､楽しみすぎる私頑張る!!｣
｢早く終わらせて早く監督のご飯食べる...｣
｢ぁ､やっぱり今日も､カレーですかね...｣
｢『合宿と言えばカレーでしょ!』って考えてそうだよね｣
｢今日は臣と咲ねぇがいるんだから大丈夫なんじゃないの?｣
｢私はカレー好きだから別にいいけどなぁ｣
私の一言で団員の全員が苦い顔をする｡
皆あまりカレーが好きじゃないんだろうか?
｢お前絶対監督ちゃんの前でそれ言うなよ｣
｢え､なんで｣
｢いいからさっさと勉強しろ｡お前ら全員､飯のあと小テストすんぞ｡4割以下はペナルティな｣
｢なんですと!?｣
｢今頃言うなんてヒドイっス!!｣
｢幸!急ぐぞ!!｣
｢俺に指図しないでくれる?｣
｢十座くん!ちゃんと理解出来てきてるからきっと大丈夫だよ｣
｢おう｣
夕食までタイムリミットはあと30分｡
全員が今日一番の本気を出したのだった←
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鏡花(プロフ) - 舞香さん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです♪(*´∀｀)もっと面白い小説が書けるよう頑張ります! (2017年6月22日 7時) (
レス) id: f86b7d9880 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - この作品とても好きです！更新頑張って下さい！ (2017年6月21日 23時) (レス) id: b5d8d38cda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡花 | 作成日時：2017年5月23日 22時
