studying＊惚気 ページ21
.
｢むふ...ふふふっ｣
｢キッモ...｣
｢ちょっ､心の奥底からの毒は傷つく!｣
｢アンタ今日表情ゆっるゆるなんだけど､どしたの一体｣
｢えー､えへへぇ♪やっぱ聞いちゃう?｣
｢面倒くさそうだからやっぱいい｣
｢そこは聞いてよ!｣
どうも､昨日MANKAI寮から帰ってきて以来、ずっと表情緩みっぱなしのAです。
機嫌が良すぎて咲ちゃんに煙たがられてます←
｢あっ､お、おはよう!..万里くん!｣
｢Aか｡はよ｣
｢｣
｢...って咲ちゃんどしたの｣
今日珍しく早く来た万里くんと挨拶を交わすと､咲ちゃんが鳩が豆鉄砲を喰らったような顔でこちらをみて､ヒソヒソ声で話しかけてきた。
｢ちょっとA!どゆこと!!?｣
｢どゆことって?｣
｢名前に決まってんじゃん!なんなのアンタら付き合ったの｣
｢ぶっ...さっきまで全然興味なかったのに急にどしたの｣
｢そりゃあ名前呼び合ってたら気にもなるでしょうよ｣
｢あぁ､それが実は＿＿｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿
｢＿＿って感じでー｣
｢なるほど惚気か｣←
｢違っ..あ､いや､そうかも｣←←
昨日のことを話した時の咲ちゃんの目は､完全にうんざりしていた｡
聞いてきたくせにヒドイワ咲チャン｡
｢...まぁでも良かったじゃん｣
｢へへっ｣
｢本業の人がいるなら､あと2､3週間テスト勉強するにあたって心強いし､これから寮で勉強できるように頼んだら?何なら土日も｣
｢｣
｢あんたがムリならアタシが頼んだげる｣
｢すとぉぉぉぉぉっぷ!!!｣
出た!必殺ジャイ〇ン!!
毎回毎回唐突すぎるわ!!
｢万里くんや紬さんの予定も考えよっか!!｣
｢大丈夫大丈夫｣
｢いや何が!?｣
思わず声が大きくなると､隣で突っ伏して寝ていた万里くんが目を覚ました｡
｢あ､ちょうど良かった｡これからAのこと寮で教えてやってよ｡土日も空いてるなら土日も｣
｢ごめん万里くん!!咲ちゃんの言ってること気にしなくていいから!｣
｢あー...別にいいけどよ｣
｢いいんかい!!｣
どうしよう､この二人にボケられると､アホキャラの私がツッコミに回らざるを得ない!
てかなんで私関西弁喋ったんだ←
｢別にいーけど､そんかわり､テスト終わったらまたゲーセン付き合えよ｣
｢..っ､ありがとう!もちろん!何時間でも付き合うよ!｣
テストまで２週間､どうにか安泰させられそうです｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 234人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鏡花(プロフ) - 舞香さん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです♪(*´∀｀)もっと面白い小説が書けるよう頑張ります! (2017年6月22日 7時) (
レス) id: f86b7d9880 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - この作品とても好きです！更新頑張って下さい！ (2017年6月21日 23時) (レス) id: b5d8d38cda (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鏡花 | 作成日時：2017年5月23日 22時
