studying＊事の発端は ページ3
＿＿＿＿キーンコーンカーンコーン
授業の終わるチャイムが鳴り響いた。
ちなみに、遡ること数時間前。LHRが終わった頃である。
今日のLHRでは私が恐怖としているテストの総合結果プリントだった。
そんな私を待ち受けていた結果は…
鈴藤 A
現代文 19
古典 8
英語�� 5
英語文法 10
政経 7
数学総合 0
｢...…….....きゅー｣
あまりのショックになぞの奇声を発し、私は意識を手放したのだった。
ーーーーーーーーーーーー
｢＿ぇ、＿___ば、ちょっとA!!いい加減に起きなさい!!｣
｢んぇあ!?｣
｢もう放課後だよ｣
｢...っえ、咲ちゃん!?｣
綺麗でサラサラな黒髪を纏めている彼女。
いきなり出てきてビックリだと思いますが、名前は甘菜咲ちゃん、私の数少ないお友達です、はい
虚しいとか思ってないやい。
｢ったく、いつまで寝てんの｣
｢ごめん...ちょっとテストの点数がショックすぎて...｣
｢あ、そのことなんだけど、アンタまじでヤバいよ。次以降もこの点だったら大学行けないどころか留年するかもって｣
｢｣
なんてこった、おーまいごっと。
ほんとシャレになんないレベルの頭ってか、わぁどうしよう
｢あのー...咲ちゃんお願いが((｢あたしもうAに勉強教えんの無理だわ｣なんでぇ!!?咲ちゃん学年10番以内じゃん!!お願いします今回も助けてよおおお!!!｣
｢だって今までも教えててこの結果じゃん？さすがにもうお手上げだし、あたし、もうそろそろ受験勉強始めたいんだよねー、国公立行きたいから｣
｢私、仲いいの咲ちゃんだけなのにー...｣
｢そのことなんだけどさー、アンタの周り、アタシより頭いいヤツいんじゃん？｣
私は中学の頃から極度の人見知りで、友達など咲ちゃんくらいのものだ。
そんなこと咲ちゃんが一番よくわかっているはずなのに...
｢そんなのいないよー...｣
｢アンタの隣の席。学年5番以内の摂津でしょ？｣
その言葉に2人で見つめあい、少しの沈黙が続いた後...
｢.........はぁ!?えっ、無理無理無理!!!｣
｢多分今日も屋上辺りにいるんじゃないかな？じゃあ、検討祈ってるよ〜｣
｢ちょっと咲ちゃん!!!｣
たった1人の親友に見捨てられ、冒頭のような状況に至ったのである。
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鏡花(プロフ) - 舞香さん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです♪(*´∀｀)もっと面白い小説が書けるよう頑張ります! (2017年6月22日 7時) (
レス) id: f86b7d9880 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - この作品とても好きです！更新頑張って下さい！ (2017年6月21日 23時) (レス) id: b5d8d38cda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡花 | 作成日時：2017年5月23日 22時
