studying＊誤解 ページ19
.
｢＿＿摂津くん役者だったんですか!?｣
｢だから今何回もそうだっつっただろ｣
｢2人は付き合ってなかったんだね...｣
｢カラカウ材料が減って残念だヨー！｣
｢シトロンてめぇっ...！｣
あれから数分、私達はそれぞれ摂津くんにここは一体何なのかと私たちの関係について説明を受けていた。
お互いに誤解が解けたところで、タイミングよく摂津くんが呼んでいたであろう人が咲也くんと一緒に部屋に入ってきた。
｢万里くん、用って何かな？｣
｢呼び出してすいません。実は俺が練習してる間、コイツの勉強見てやってほしいんでけど...｣
｢どどどうもっ！鈴藤ですっ！｣
｢ははっ、元気がいいね。
分かった。万里くんの練習が終わるまで俺がみるよ。｣
｢あざっす。少しの時間っすけど、コイツちょー馬鹿なんで頼んます｣
｢｣
摂津くんはサラッと毒を吐きながら、余程急いでいるのか走って部屋を出ていった
｢じゃあ、さっそく勉強に取りかかろうか。どの教科が苦手なのかな？｣
｢え、えっと、今回みてもらいたい、教科は＿＿｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿
｢なるほどっ!そうなるんですか!｣
｢現代文は客観的に､大勢の人の平均的な考えを導き出す教科だからね｣
｢すごい分かりやすかったです!さすが本業やってますねー｣
｢ありがとう｡...少し時間が余ったね｡よかったら色々君の事教えてもらってもいいかな?｣
｢わわ私のことですか!?い､いいですけど｣
自分の話なんて咲ちゃんくらいにしか話さないから少し照れくさい｡
摂津くんにすらそんなに話したことないし｡
｢さっそく質問だけど､Aちゃんは万里くんが好きなの?｣
｢ぶっ｣
｢すごい顔赤くなってる｣
｢なな何でっ､わ分かったんですか!?｣
｢万里くんと話してる時だけ表情が他の時より明るく見えたからかな｡｣
｢私､そんなに分かりやすいですかね...せっ､摂津くんには､絶対に内緒ですよ!?｣
必死な私に対し､ずっとニコニコと笑顔を崩さない紬さん。
話していると､突然ドアが開いた
｢ぁっ､お､おかえり摂津くん｣
｢...ただいま。紬さん次だし早く行った方がいいんじゃないすか?｣
｢そーだね、じゃあ､俺はこれで｡またね､Aちゃん｣
｢紬さん、ありがとうございました!...ヒッ...｣
｢...あ"?｣
緊急事態発生。
何故か摂津くんが超絶機嫌が悪いです。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 234人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鏡花(プロフ) - 舞香さん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです♪(*´∀｀)もっと面白い小説が書けるよう頑張ります! (2017年6月22日 7時) (
レス) id: f86b7d9880 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - この作品とても好きです！更新頑張って下さい！ (2017年6月21日 23時) (レス) id: b5d8d38cda (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鏡花 | 作成日時：2017年5月23日 22時
