studying＊お坊ちゃん疑惑 ページ18
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｢...摂津くんは相当のお坊ちゃまだったのですね、分かります｣
｢お前ぜってぇ勘違いしてるだろ｣
｢万里くん、もしかして全く何も説明せずに連れてきたの？｣
｢ついてこい強制な、的なことを言われて気がついたらここに着いてました｣
｢え、その前には何も聞いてなかったの!?｣
今の会話を聞いてもイマイチよく分かっていないだろう。
実はあれから摂津くんの言う通りに、３人と一緒にどこかに向かっていたところ、摂津くんが住んでいるという大豪邸に着いた。
私は摂津くんが用事をしている間、そこに住んでいる家庭教師さんに勉強を教わるらしい。
｢とりあえず、説明すんのもめんどくせぇし、中入るぞ｣
｢う、うん！｣
｢...俺が一番に入る。監督に一番におかえりって言ってもらうのは俺｣
｢客人いんのに通常運転全開かよ｣
碓氷君を筆頭にどんどんと中へ入っていった。
ある部屋に近づくにつれて、何やら騒がしくなっているようだ。
たくさんメイドさんとかがいたりするのかな。
その部屋にやっと着いて扉を開けると、たくさんの男の人(もしくは男の子)と、美人で髪の長い女性がいた。
｢おかえりー3人とも！万里くん、今日は自主練初めだから準備してねー。...あれ？その女の子どーしたの？｣
｢あぁ、監督ちゃん、コイツは___｣
｢もしかシテ、万里の彼女ネ!!?｣
｢ぶっ｣
｢やっぱり！最近帰りが遅いから、そうなのかなーとちょっと思ってたの！｣
｢万ちゃんやっぱり彼女いたんスか!?さすがイケメン...モテて羨ましいっスー...｣
どうしよう色んなことがいきなり起こり過ぎて頭がついてこないんですが。
あれ、というか私、結局万里くんの彼女設定になってる？
｢え、あ、あの｣
｢いや、俺達｣
｢私、ここMANKAIカンパニーで主宰をしている監督の立花いづみです。よろしくね！｣
｢ははははいっ！｣
｢監督ちゃん1回落ち着けって。鈴藤が失神しかけてる。あとシトロン、余計なこと言うんじゃねぇ。スッゲーややこしい事になってんだろうが｣
｢あっ、ごめんね急にまくし立てて...｣
｢はぁ...とりあえず、鈴藤にここの事、監督ちゃんにコイツのこと説明するわ。咲也は紬さん呼んできてくれねぇか？｣
｢分かった！｣
やっと現状把握ができるようだったが、今日1日で余りにも沢山の人に会いすぎて勉強をする前にキャパオーバーとなっていた私だった。
studying＊誤解→←studying＊摂津くんのお友達
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鏡花(プロフ) - 舞香さん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです♪(*´∀｀)もっと面白い小説が書けるよう頑張ります! (2017年6月22日 7時) (
レス) id: f86b7d9880 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - この作品とても好きです！更新頑張って下さい！ (2017年6月21日 23時) (レス) id: b5d8d38cda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡花 | 作成日時：2017年5月23日 22時
