studying＊小テスト ページ11
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摂津くんに勉強を教えてもらい始めてから1週間が経った。
やっとこさ"算数"から"数学"になったところである。
今日も勉強を教えてもらうために屋上へと彼を呼びに来ていた。
｢摂津くん！｣
｢...ん.....あぁ、もうそんな時間か...｣
｢うん！あのね、今日はとっておきの発表があります！｣
｢ろくでもないことだったら帰るからな｣
｢むしろ良い情報だから！あのね、実はなんと...今日数学の小テストで6点も取れたの！｣
｢10点満点中か？｣
｢ううん、50点満点｣
｢よし、帰るわ｣←
｢ちょっ、待ってっ!!!｣
まるで勉強の成果が何も出ていないようだが、今まで数学の小テストは1点も取れたことがないのだ。
むしろ快挙である。
ちなみに敬語が外れた理由は、慣れてきた私がポロッと敬語が抜け出した時、摂津くんにタメ口でいいと言われたからである。
人見知りの若干の改善とテストで点があったというW快挙である←
｢まぁ...点がなかった頃に比べれば、多少成果は出た...のか？｣
｢出ましたよ！なんてったってあの咲ちゃんが『私でもアンタの成績全く上げれなかったのにこんなに早く成果が出るとか…ホント摂津ってハイスペックだわー嫌味か』って言ってたし！｣
｢地味に貶されてんじゃねぇか｣
｢そこはスルーで｣←
｢...ならやっと他の教科に移れるってわけか。時間かかり過ぎだろお前。次のテストまでに間に合うのかよ｣
｢ままま間に合わせるよ！...多分｣
｢そんなんで大丈夫なのかよ...｣
正直今回のテストには間に合わないかもです嘘つきましたごめんなさい
ま、まぁ最終的に欠単位を取らなきゃいいってことで...(必死)←
｢次から追加で英語も始めるぞ。ちなみに聞きたかねぇけど前回の点数は？｣
｢文法が10点で長文が5点です｣
｢やっぱ予想通りかよ期待裏切らねぇな!?まぁどーでもいいけど今日は俺の暇潰し付き合えよ｣
｢え、勉強しないんですか摂津先生｣
｢気持ち悪い呼び方すんな！この1週間勉強漬けでストレス溜まってんだよ。教えて欲しかったらちゃんと付き合えよな｣
｢｣
勉強を教えてもらうはずが、何故か出かけることになってしまったようですどうしよう。
(デートですか摂津くん)
(あ"？)
(冗談ですごめんなさい)←
studying＊ゲームセンター→←studying＊保健室にて
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鏡花(プロフ) - 舞香さん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです♪(*´∀｀)もっと面白い小説が書けるよう頑張ります! (2017年6月22日 7時) (
レス) id: f86b7d9880 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - この作品とても好きです！更新頑張って下さい！ (2017年6月21日 23時) (レス) id: b5d8d38cda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡花 | 作成日時：2017年5月23日 22時
