あなたを好きでもいいですか KS-2 (ページ47)

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88:幸せページ47

何のことかわからずただただ固まっていると、よりいっそう強く抱きしめられる。

KS「…ねえ、

何もしないって言ったけど…キスだけしていい?」

「え…っわ、///」

答える間もなくギョンスオッパが少しだけ体を起こして、

優しい唇が降ってきた

きゅっと握りあった手が温かくて

すごく幸せだった

照れくさそうに微笑んだその笑顔を独り占めしたくて、思わずぎゅうっと下から抱き寄せた。

KS「お…っと、びっくりした、もう少しでA踏み潰すとこだった…(笑)」

「そんな、大丈夫です…(笑)」

自然と笑えてる。幸せだって体中が叫んでる。

…少し前までの私じゃできなかったこと。

「オッパ、」

KS「ん、?」

「ありがとうございます…っ

自分がこんなに笑えるなんて、明るくなれるなんて、思ってもみませんでした。

ギョンスオッパのおかげです」

KS「それは僕もだよ、

やっぱりAを好きになってよかった、」

「オッパ…、」

KS「だからAにも後悔させたくないから…その…、

幸せにする、」

照れているのか、キョロキョロと瞳を泳がせながらいつもの癖で鼻をかくギョンスオッパ

すごくすごくうれしい、っ

「私も…っ幸せにします、っ」

KS「くすっ(笑)…君が幸せならそれだけで僕は幸せなのに、

ほらもうおやすみ、寝る寝る(笑)!」

恥ずかしそうに笑って仰向けになられたギョンスオッパに擦り寄ると、体の向きを変えてぎこちなく抱き寄せられた。

KS「…添い寝なんて初めてだから緊張する、…寝返りうって潰しちゃったらどうしよう(笑)」

なんていいながら撫でてくださるのが本当に心地よくて

今までのが信じられないくらいあっという間に眠りについてしまった