あなたを好きでもいいですか KS-2 (ページ33)

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☆ ページ33

KS「じゃあ…もう一つ、見せてもらおうかなー(笑)」

「あっ、ダメですっ、私がいないところで見てください//!!」

そんなこと言って逃げ回るAを片腕で捕まえて、もう片方の手で持った手紙を声に出して読む

KS「えーっと…」

"私が愛する優しくてかっこいいギョンスオッパへ

お誕生日おめでとうございます。今日は自分の誕生日より嬉しい日です。自分より大事に思えるギョンスオッパがこの世に誕生してくださった日だからです。

私はいつもギョンスオッパに助けられてきました…今もそうだけど、特に付き合う前から、何かと気にかけていただいてほんとにありがたかったんです。そんな憧れのギョンスオッパが今こうして愛してくださること、心から幸せに思っています。

ギョンスオッパが、私の笑顔の理由です。

宇宙一あなたを愛しています A
"

…ちょっと、声に出して呼んだ自分を後悔して。だって…

感動して声震えそうだったもん。

ほんとに嬉しかった。

KS「…A、」

腕の力を一瞬緩めて向かい合わせにして、
手紙を大事にテーブルに置いてからギュッと抱きしめた。

KS「ありがとう…ほんとにほんとに嬉しい…嫌だったことも忘れて幸せになれた。僕も…Aのこと、宇宙一愛してるよ」

今日くらい…いつもより甘くてもいいよね、

KS「あと一個だけ…、欲しいプレゼントあるんだけど」

「あ、はいっ、なんなりと!」

KS「ふふっ(笑)…言ったね?」