あなたを好きでもいいですか KS-2 (ページ4)

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48:お前が言うな-KS- ページ4

KSside

NY「…よく食べるんですね(笑)」

「あ…はい、」

だんだんナヨンさんの話がエスカレートしてきた

KS「…Aは練習量が半端じゃないから、お腹空くんだよね」

RedVelvetはみんな努力家だけど、特にAはものすごい量練習してるから

食べないと逆に痩せてしまう、それに僕はAが食べてる姿見たら可愛いって思うし、

NY「それにしても彼氏の前でこんなに食べる人始めてみました(笑)」

…その彼氏がいいって言ってんだから問題ないでしょ

…でも、Aの顔を見たら気にしてたんだって分かって

ここでそんな返し方をしたらAがもっと傷つくんじゃないかなって思って

KS「…僕が頼んだんだよ、ちょっと食べたいから多めに頼んでって。…ね、」

Aの料理を少しもらってきて、食べた

…A、大丈夫かな。無理、してるよな…

NY「Aさんってなんだか地味なイメージが多くて、ギョンスオッパ大変そうですねこれから!」

その言葉に、Aの顔がすごく悲しそうに歪んだのが分かって

…僕の我慢も限界に達した

KS「ナヨンさんって…本人の前でも結構ズバズバ言えるんだね」

NY「えー、だってAさん無口だし話術のある人の方がギョンスオッパ楽なのになって!」

KS「ベラベラ悪口しか言わない礼儀知らずより無口でも真面目で優しいAのがよっぽど素敵だけど。」

…言いすぎたかな「まあそういう人もいますよね、それよりはAさんがマシなんだろうですけど」

…通じてないんだ←

NY「だいたいAさんってどうしてそんなに喋らないんですか?キャラですか?凄いなぁ、清楚キャラが一番もてやすいですし、やりますね^^」

お前が言うな、って話だし…

NY「でも少しは努力もしないと…喋るなんて息するくらい簡単ですよ?」

…簡単なもんか、人見知りの気持ちも知らないで

Aがどんだけ努力してると思ってんだ

僕だって人前で喋ることがどんだけ勇気いるかよくわかるから、

流石にもうこの話を終わらせようと立ち上がりかけた時、

「…っ、」

KS「A、っ!!?」

苦しそうな表情で俯いてるA

KS「大丈夫…!?」

席を立って駆け寄ったら、

KS「待って!!」

だっと走っていってしまって

ナヨンさんのことなんか忘れて必死で追いかけた