あなたを好きでもいいですか KS-2 (ページ29)

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☆ ページ29

KS「実を言うと、自分の誕生日忘れてたんだ…(苦笑)」

「え?そうなんですか?」

KS「うん…だからごめんね、なんにも気づかなかった」

「いえ、何も気になさらないでください、!」

KS「ありがと。…食べてもいい?というかすごく勝手だけど…

祝ってくれる?」

きゅ、と指の先っちょを握られた。

「いいんですか…?疲れていらっしゃるなら私のことはお気になさらず休まれてください、っ」

KS「…ふふ、ほんとなんでこんなにいい子なの(笑)?…でもやだ。

疲れたから、癒して」

ズン…とギョンスオッパのおでこが私の肩にのっかって、すごくドキドキするけど…

「私じゃ役不足な気も…(汗)」←

私なんかが癒せるのかと心配になったけど、

KS「そんなことないに決まってるでしょ、」

そう言って頂けるとやっぱり嬉しい。

「なら…ありがとうございます、お祝いさせてほしいです、っ」

KS「なんでそんなへりくだるの…、こっちがお願いしたいくらい^^」

ギョンスオッパが料理をテーブルに運び出されて、

私も慌ててついていくと…完成形に復元された飾り付け、

KS「…ありがと。今までで一番幸せな誕生日、」

「よ、良かったです…//!!」

心底嬉しそうに微笑んでくださる姿を見たら、やっぱり用意してよかったと思えた。

(続く)