あなたを好きでもいいですか KS-2 (ページ11)

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55:会話は止まってもページ11

宿舎に着くなり質問攻めにあったけど、

最終的には"とりあえず幸せそうでよかった"ということで納得してくれた

YR「Aオンニ、こんなに早く帰ってきて良かったんですか?」

「うん、また夜に電話してくださるって…」

SG「わーリア充羨ましい(笑)!!」

自然と笑が零れてしまって散々からかわれたけど…(苦笑)

晩御飯を食べ終わった頃、電話がかかってきて

KS『ヨボセヨ?A?』

「は、はい、(焦)」

KS『…どもりすぎでしょ(笑)』

待ち遠しかったギョンスオッパからの電話。

機械を通した声もやっぱり綺麗で、耳元から聞こえるのが照れくさい

『ヤーギョンス、Aかー?』

『見せつけんのはんたーい!!』

KS『うるさいよもう…ごめんね、メンバーが…(苦笑)』

「ふふ(笑)…大丈夫です、」

EXO先輩方がギョンス先輩の周りにぎゅうぎゅう集まられてる光景が目に浮かぶみたい(笑)

KS『今日は嫌な思いもさせちゃって…ごめんね、』

「いえ、全然…楽しすぎて忘れました、」

KS『無理はしないでよ?』

「はい…ギョンスオッパこそ、お忙しい中ありがとうございました」

私がそういった瞬間、

RV「「えーっ、Aが"オッパ"って呼んでる!!」」

「み、皆//!?」

メンバーがドアの隙間から顔を覗かせていた(汗)

「すいません…こっちも聞かれてて、(苦笑)」

KS『SMの先輩後輩は似るって…ほんとなんだね(笑)』

ギョンス先輩が電話の奥で爆笑されているのが分かる

…遠慮がなくなったのか、いつの間にかメンバーは私の真横に大集結していた…(笑)

SG「スピーカーにしてよー」

「え、(苦笑)」

強制的にスピーカーにされたし…

KS『…何喋ったらいいんだろ、』

「そうですね…」

元々無口な私たち。

会話が止まってしまうことも度々

そうするとすかさずEXO先輩から声が掛かる

『エーイ、お前何言ってんの!?色々あるでしょ！』

KS『例えば?』

『今日の夕飯何だった、とか!!』

『…え、それ?』

『それ聞いてどうすんの』

KS『はぁ…なんかごめんね、僕も話し下手だしビーグルもアホだし…』

『『アホとはなんだ！』』

…アホって、(苦笑)

「ふふっ(笑)…大丈夫です、楽しいです^^」

KS『…うん、それは僕も』

好きな人と想いが通じ合うって、こんなに幸せなんだ…

たとえうまく話せなくたって、すごく楽しい夜になった