検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:74,447 hit

61:本音 ページ17

JD「A、もうほんとのこと言っちゃお?…言えない理由があるなら、その理由だけでもさ、」



言えない理由…それを言えば元も子もなくなってしまう。だから、言えない…っ






いっぱいいっぱい辛くて、唯一の救いはギョンスオッパの存在だけで



それだけを心の支えにしてきたのに…っ



ギョンスオッパに見放されたら、私はもう…っ



そう考えた瞬間ぐるぐる目が回って頭が真っ白になって、



BH「なあA…って、Aっ!!?」



気がつけば横でずっと助け舟を出してくださってたベッキョン先輩に支えられていて



「すいません…っ、大丈夫です」



そう言って慌てて体を起こそうとするけど気持ち悪くてまた倒れてしまう。





すると今度はベッキョン先輩と違う腕に包まれた



CY「…ギョンス、」



ギョンスオッパが…受け止めて下さった。一番…傍にいて欲しい人が。



KS「…誰、」



「え…っ、」



KS「俺の大好きな彼女のこと…こんなまで傷つけるバカはどこのどいつだって聞いてんの、」



見上げると…怒ってるような、悲しんでるようななんともいえない表情のギョンスオッパ



その時、頭に響いた声



"誰かに言えば、最初に被害受けるのはEXOだから…特にあなたの大好きなあの人、"



俯いてたら、ギョンスオッパがぐいっと私の顔を上に向けて



KS「Aの気持ちは?…本音を言えよ!僕が同じことしたらAはどう思うの…?」



ギョンスオッパが…同じことしたら、



…嫌だ、相談されなかったら…凄く辛い



…ギョンスオッパにも、こんな気持ちにさせてたんだ…っ



「…ギョンスオッパ…っ」



名前を呼べば、優しい表情で涙を拭ってくださって



「ごめんなさい…お願いですから、っ私から…離れないでください、っ」



KS「…言いたいことはそれだけ?」



「ギョンスオッパがいなかったら…っほんとに辛いです、っ毎日怖いし…っ「良かった、」



さっきとは打って変わってすごく優しい声



KS「…やっと泣いたし、やっと本音言ってくれた。…やり方はちょっと荒くてごめんね、」



涙がほんとに止まらなくて、チェン先輩までティッシュで拭いてくださる。



CY「やーさすが俳優ドギョンス!!」



BH「俺も途中から本気で怖かったし…(苦笑)」



…あれ?



"やり方"

"俳優ドギョンス"

"途中から本気で"



…もしかして、(汗)

62:演技…?→←60:言えない



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (92 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
310人がお気に入り
設定タグ:EXO , ディオ , ギョンス
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:そるぶりー | 作成日時:2017年9月17日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。