実況者カップルはリスナー公認のようです【桃】

おりじなるらぶそんぐ!!　Part1 ページ23

突然、ななもり。さんから連絡が入った。


不思議に思いながらも電話にでる。






『もしもし』


な《あっ、Aちゃん！急にごめんね。実は、Aちゃんにお願いがあってさ》



スピーカーからななもり。さんの落ち着いた声が聞こえてきた。


お願いって…突然どうしたんだろう。





『はい、お願いって何ですか？』


な《さとみくんのチャンネルで、二人のオリジナル楽曲を作って欲しいんだ》




オリジナル楽曲…って、




『えええええっ!!!?』



こんなのめっちゃ驚くよ!!

しかも作って欲しいって…私は音楽初心者なんだけど!?






な《ごめん、びっくりさせちゃったよね。曲はるぅとくんが作ってくれるらしいから、二人には作詞をお願いしたいんだ》



いやいやいや!!作詞って…ええっ？

とにかく混乱が収まらない。


曲を作って貰えるのは有り難いけど…






な《リスナーさんから結構要望があったんだよね。さとみくんはもう知ってるはずなんだけど…》




って、知ってるの!?

私は体をぐるんとさとちゃんの方に振り向かせる。


ニヤ〜と意地悪な笑みを浮かべている…これ、イケメンだから許されるやつ。






『それは有り難いんですけど…さとみくんはともかく、私なんかがいいんでしょうか』


な《それは大丈夫！Aちゃんは歌も上手いし、感情もうまく篭ってるからね。
音楽の才能あるんじゃない？》




さとみくんにはもったいないね〜なんて明るく笑うななもり。さん。



これはどうしよう……！



でも…リスナーさんの要望があったなら、叶えてあげたいよね！







『…やります、やらせて頂きます!!さとみくんと相談して、ゆっくり歌詞を書いていきますので！』



私が勢い良く返事したところ、電話の向こうでななもり。さんが息をついたのが分かった。





な《そっか、ありがとう!!いつでもいいから、歌詞が完成したら連絡してね！それじゃあ!!》


『はい、失礼します！』



ピッと電話を切る。




それじゃあ、活動開始初の試み…








頑張るぞっ!!



△▼△▼△▼



占ツクって歌詞の転載禁止じゃないですか。


白兎さんに「カップルで歌ってみた」のリクエストをいただいて、私考えたんです。



よし、私が創ろうと…!!←




私はド素人ですので至らぬ点が多々あると思います。

ですが、何事も挑戦ですので！



おそらく次話でお披露目です!!





サビ的な部分のみ頑張って考えますね！

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