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RJ「Aヌナこういうのって初めてだよね」
__「うん」
JN「本当？一人で大丈夫なの？」
JM「ヌナはオレ達より年上なんだけど」
CL「Aさんちゃんとセンター取って来てよ。こういうのってどうやって決めるの？会社の力関係？」
RJ「さすがに直接的すぎるだろ」
JN「だいたい全員平等に配分される感じじゃない？」
HC「……とにかく！」
ヘチャンがパシンと自分の膝を叩いて立ち上がり、缶の中に入っていたクッキーを一つ摘まみ上げた。
そのまま「当選おめでとうございます」と、ご褒美をあげるようにクッキーをヌナの口元まで持って行く。
するとAヌナはぴたりと動きを止めてヘチャニを見ながら、なぜか少し考えるような顔をした。
そこから三秒後、ヘチャンすら頭にハテナマークを付け始めた頃ようやく動き出したヌナが、目の前まで運ばれたクッキーを手で受け取って逆にヘチャンの口へ向ける。
不思議そうな顔をしながらもぱくりと食いついたヘチャニを見て、ようやくAヌナが口を開いた。
__「ごめん、甘いもの食べられないの」
JN「どうして？」
__「そのステージ、衣装の関係で体型を整えないといけなくて……」
RJ「整え……？」
__「増やしたり、減らしたり」
CL「増やしはともかく、どこを減らすの？」
JM「チョンロ……」
__「とにかく、今日からはトレーナーさんの指示するものしか食べられなくて、ごめんねヘチャン」
そう言って頭を撫でられたヘチャニが、ほんのり目を丸くしたままヌナを見つめる。
何も言わずにもう一度クッキーを一枚手に取り、何も言わずにヌナの口元へ持って行くけど、今度は楽しそうに二人を見上げていたチョンロの口へと運ばれていった。
HC「ど、どうして……！」
JM「仕方ないだろ、それが仕事なんだから」
__「ごめんねぇ」
HC「僕の、僕のクッキーが食べられないって言うんですか……！」
RJ「いや、それチョンロのお母さんがくれたやつじゃん」
駄々をこねたヘチャニが床を踏み鳴らして、またクッキーを手に取った。
言い出すと聞かないのはAヌナもヘチャンも一緒だなぁと感心してしまう。悪い意味で。
やれやれと溜息を吐き出しながら呆れていると、今度はそのクッキーがオレの顔の前まで運ばれたから、とりあえずヘチャニの甲高い喚き声を聞き流しながら食いついておいた。
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せの(プロフ) - もさん» ありがとうございます〜〜！楽しんでもらえてとっても嬉しいです〜〜！わ〜い！届いた円盤にチソンくんがいるといいですね！ (2020年10月23日 21時) (
レス) id: 73addbec04 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - せのさん〜！今回も面白かったです(≧▽≦)特に｢若きドンヒョクの悩み｣の回、マークにキュンときて好きでした〜！チソンペンなので次もめちゃくちゃ楽しみです！！ちなみに円盤はSPカードを引くどころか届いてすらいません笑せのさんの所に推しが来ますように〜！ (2020年10月20日 16時) (レス) id: 7e1d3bac26 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - mroyalさん» それどころじゃないまま更新しました！ (2020年10月13日 15時) (レス) id: da4318b7f9 (このIDを非表示/違反報告)
mroyal(プロフ) - それどころじゃない、って好きすぎます。わかりみが深い… (2020年10月12日 23時) (レス) id: afd6ee0779 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - ジンリさん» ありがとうございます！色々な理由で動かなそうな人だけを選んで入れました！oh my girlのnonstopを参考に書いたのでぜひ聞いてみてください(宣伝) (2020年9月1日 16時) (レス) id: bff62eaa6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せの
| 作成日時：2020年8月17日 10時
